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フランシュ・コンテ地方における院内感染罹患率に関する4年間の研究の結果:院内感染のリスクを順位づけする試み

Results from a four-year study on the prevalence of nosocomial infections in Franche-Comte: attempt to rank the risk of nosocomial infection

N. Floret*, P. Bailly, X. Bertrand, B. Claude, C. Louis-Martinet, A. Picard, N. Tueffert, D. Talon
*CHU Saint-Jacques, France

Journal of Hospital Infection (2006) 63, 393-398


本研究の目的は、2001~2004年にフランシュ・コンテ地方で年1回実施した罹患率調査の結果を分析することによって、院内感染リスクを患者のタイプ別に順位づけすることである。患者(14,905例)を内因性危険因子(年齢、免疫抑制、MacCabeスコア)の数に応じて4つのカテゴリに分類した。感染の全罹患率は6.1%で、患者カテゴリによって1.93%(危険因子なし)から15.2%(危険因子が3つ)までばらつきがあった。侵襲的手技に関連する院内感染発生率は30.9%、多剤耐性菌の交差汚染に関連する院内感染発生率は12.3%であった。これらの割合は、患者タイプとは無関係であった。院内感染罹患率は、2つまたは3つの危険因子をもつ患者では経時的に減少したが、危険因子のない患者では一定であった。院内感染のうち40%を超えるものは(侵襲的手技および多剤耐性菌による交差汚染に関連)患者カテゴリにかかわりなく、予防が可能であった。本研究は、少なくとも30%の院内感染が予防可能であったことを示唆している。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.