JHIサマリー日本語版トップ

レーティング:[監訳者による格付け]
★★…是非読むことをお勧めする論文 ★…読むことをお勧めする論文

Clip to Evernote

インドの7都市の病院の集中治療室におけるデバイス関連院内感染率:International Nosocomial Infection Control Consortium(INICC)の知見

Device-associated nosocomial infection rates in intensive care units of seven Indian cities.
Findings of the International Nosocomial Infection Control Consortium (INICC)

A. Mehta*, V.D. Rosenthal, Y. Mehta, M. Chakravarthy, S.K. Todi, N. Sen, S. Sahu, R. Gopinath, C. Rodrigues, P. Kapoor, V. Jawali, P. Chakraborty, J.P. Raj, D. Bindhani, N. Ravindra, A. Hegde, M. Pawar, N. Venkatachalam, S. Chatterjee, N. Trehan, T. Singhal, N. Damani
*PD Hinduja National Hospital & Medical Research Centre, India

Journal of Hospital Infection (2007) 67, 168-174


インドの7都市のInternational Infection Control Consortium(INICC)に所属する7病院の12の集中治療室(ICU)で、医療関連感染率、微生物学的プロファイル、細菌の耐性度、入院期間、および超過死亡率を調査した。2004年7月から2007年3月まで前向きサーベイランスを実施した。10,835例の患者が52,518日間入院し、476件の医療関連感染が発生、全感染率は4.4%、1,000 ICU・日あたりの医療関連感染発生率は9.06件であった。中心静脈カテーテル関連血流感染(CVC-BSI)発生率は1,000カテーテル・日あたり7.92件、人工呼吸器関連肺炎(VAP)発生率は1,000人工呼吸器・日あたり10.46件、カテーテル関連尿路感染(CAUTI)発生率は1,000カテーテル・日あたり1.41件であった。全体で、黄色ブドウ球菌による医療関連感染の87.5%がメチシリン耐性株によるものであり、腸内細菌科細菌の71.4%はセフトリアキソン耐性、26.1%はタゾバクタム・ピペラシリン耐性、緑膿菌株の28.6%はシプロフロキサシン耐性、64.9%はセフタジジム耐性、42.0%はイミペネム耐性であった。入院期間は、医療関連感染のない患者4.4日、CVC-BSI患者9.4日、VAP患者15.3日、CAUTI患者12.4日であった。超過死亡率は、VAP 19.0%[相対リスク(RR)3.87、P≦0.001]、CVC-BSI 4.0%(RR 1.60、P=0.0174)、CAUTI 11.6%(RR 2.74、P=0.0102)であった。データにはインドの診療環境が正しく反映されていない可能性があり、サーベイランス法の相違が医療関連感染率に影響を与えている可能性がある。医療関連感染率、入院期間、死亡率、および細菌の耐性発現率は高かった。サーベイランスおよび抗菌薬治療方針を含む感染制御計画が、インドにおける優先事項である。

サマリー 原文(英語)はこちら

JHIサマリー日本語版トップ

サイト内検索

Loading

アーカイブ

最新のコンテンツ

Reproduced from the Journal of Hospital Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.