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ネコカリシウイルスに対する手指消毒剤のin vivoでの有効性:ノロウイルスの代用

In-vivo efficacy of hand sanitizers against feline calicivirus: a surrogate for norovirus

S.L.S. Lages*, M.A. Ramakrishnan, S.M. Goyal
*University of Minnesota, Minnesota, USA

Journal of Hospital Infection (2008) 68, 159-163


手指消毒は、ノロウイルスなどのウイルス伝播予防に重要であると考えられている。ノロウイルスの代用として、ネコカリシウイルスに対する手指消毒剤9種(アルコール系消毒剤4種、非アルコール系消毒剤3種、トリクロサン含有抗菌性液体石けん2種)の殺ウイルス作用を、人工的に汚染させた指先に対する30秒および2分間の接触により検討した。アルコール系消毒剤の中では、99.5%エタノール含有製品が、62%エタノール含有製品、70%イソプロパノール含有製品、または91%イソプロパノール含有製品より有効性が高かった。99.5%エタノールでは、log10ウイルス減少係数は1.00~1.30に達したが、より低濃度のアルコール含有製品のlog10減少係数は≦0.67にとどまった。10%ポビドンヨード(1%ヨードに相当)含有生体消毒剤は30秒の接触時間でウイルス量が減少し、log10減少係数は2.67であった。このウイルス減少率は、アルコール系消毒剤、非アルコール系消毒剤、または抗菌石けんのいずれの減少率よりも大きかった。試験を行った2種の抗菌石けんによるウイルス量減少は最小であり(log10減少係数0.17~0.50)、これは石けんを使用せずに手を洗った際の減少係数(log10減少係数0.33~0.42)と同等であった。これらの結果から、トリクロサン含有抗菌石けんまたは擦式アルコール製剤は、ノロウイルス伝播の予防には不十分である可能性が示唆された。ノロウイルス感染を効果的に制御するためには、その他の手指消毒剤に関する調査をさらに継続する必要がある。


サマリー 原文(英語)はこちら

監訳者コメント:
95%エタノール自体は、皮膚へのダメージの観点から現実的ではないが、10%ポビドンは有効であったことから、これをベースにアルコールゲルのようにベッドサイドで気軽に利用できる製品の開発が望まれる。

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Reproduced from the Journal of Hospital Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.