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血液腫瘍内科におけるカルバペネム耐性緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)アウトブレイクの制御

Control of an outbreak of carbapenem-resistant Pseudomonas aeruginosa in a haemato-oncology unit

M. Nagao*, Y. Iinuma, J. Igawa, T. Saito, K. Yamashita, T. Kondo, A. Matsushima, S. Takakura, A. Takaori-Kondo, S. Ichiyama
*Kyoto University Hospital, Japan

Journal of Hospital Infection (2011) 79, 49-53


1,240 床の 3 次ケア施設である京都大学病院の血液腫瘍内科におけるメタロ-β-ラクタマーゼ産生多剤耐性緑膿菌(multidrug-resistant Pseudomonas aeruginosa producing metallo-β-lactamase;MBLPA)アウトブレイクを、多分野にわたる介入により制御した。本研究では、積極的監視培養により MBLPA 発生率を明らかにすることによって上記の介入効果を評価した。2004 年の感染制御策は、接触予防策の強化、MBLPA 感染のリスク因子の分析、および尿検体採取の中止などであった。しかし、2006 年に新たな MBLPA 感染が確認されたため、環境洗浄の強化、定期的な積極的監視培養、およびカルバペネム系抗菌薬の使用制限を実施した。2004 年から 2010 年に、当科で識別不能の MBLPA 株に感染した患者は 17 例であった。最終的に、定期的な積極的監視培養によって確認された感染患者は 5 例であったが、水平伝播は確認されなかった。血液腫瘍内科における MBLPA アウトブレイクは 2008 年に制御された。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.