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病院環境における無症状のカルバペネマーゼ産生肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)保菌者の検出のための積極的サーベイランス

Active surveillance for asymptomatic carriers of carbapenemase-producing Klebsiella pneumoniae in a hospital setting

C. Gagliotti*, V. Ciccarese, M. Sarti, S. Giordani, A. Barozzi, C. Braglia, C. Gallerani, R. Gargiulo, G. Lenzotti, O. Manzi, D. Martella, M.L. Moro
*Agenzia Sanitaria e Sociale Regionale Emilia-Romagna, Italy

Journal of Hospital Infection (2013) 83, 330-332


カルバペネマーゼ産生肺炎桿菌(carbapenemase-producing Klebsiella pneumoniae;CPKP)の蔓延は、解決困難な公衆衛生上の脅威である。感染・保菌者の早期の特定と隔離が制御対策の鍵となる。本研究では、イタリアの 3 次病院の CPKP スクリーニング戦略について述べる。5 か月の研究期間中に、患者 1,687 例の直腸スワブによるスクリーニングを実施した。このうち 65 例(3.9%)が CPKP 陽性であり、また症例接触者の 5.1%が陽性であった。症例接触者のスクリーニングは、無症状の CPKP 保菌者の検出のためのサーベイランスに不可欠であると考えられる。入院時の選択的 CPKP スクリーニングの意義の大きさは、入院患者中の保菌者の割合に依存する。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
445 床の 3 次病院で 5か月間に 1,687 人、3,468 検体の直腸スワブを実施した研究であり、症例が探知されれば、同じ看護ユニットにいた患者を高リスク群としてスクリーニングすることの有用性が示された。入院患者中の保菌者の割合が高ければ、継続して実施することは有用であろうが、そのためにはコストと人手が必要となる。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.