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入院患者における無症状の毒素産生性クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)保菌

Asymptomatic carriage of toxigenic Clostridium difficile by hospitalized patients

D.M. Guerrero*, J.C. Becker, E.C. Eckstein, S. Kundrapu, A. Deshpande, A.K. Sethi, C.J. Donskey
*Case Western Reserve University, OH, USA

Journal of Hospital Infection (2013) 85, 155-158


無症状のクロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)保菌は病院内で多く認められるが、保菌者からの伝播リスクについては不明である。無症状の入院患者を対象とした今回の点有病率培養調査の結果、149 例中 18 例(12%)が毒素産生性 C. difficile 保菌者であった。無症状の保菌者では、C. difficile 感染患者と比較して皮膚および/または環境汚染率が有意に低かった(18 例中 3 例[17%]対 6 例中 5 例[83%]、P = 0.007)が、保菌者数は C. difficile 感染患者よりも 3 倍多かった。これらのデータから、無症状の保菌者は病院内の C. difficile 伝播に寄与している可能性が示唆される。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
感染患者の 3 倍の保菌患者が存在し、少なからず環境汚染に関与している、という論文である。疑ったら C. difficile 感染患者として感染対策を実行する。ノロウイルス感染症も同様であろう。肝に銘じておきたい。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.