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カルバペネム加水分解β-ラクタマーゼ KPC-2 を保有するセラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)分離株の中国における出現

Emergence of Serratia marcescens isolates possessing carbapenem-hydrolysing β-lactamase KPC-2 from China

X. Lin*, Q. Hu, R. Zhang, Y. Hu, X. Xu, H. Lv
*Zhejiang Provincial People’s Hospital, China

Journal of Hospital Infection (2016) 94, 65-67


中国の Zhejiang Provincial People’s Hospital で、カルバペネム耐性セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)分離株 83 株が回収された。全分離株に対するイミペネム、メロペネムおよびエルタペネムの最小発育阻止濃度は、2 ~ > 128 μg/mL であった。PCR 法により、S. marcescens 分離株は 63 株肺炎桿菌カルバペネマーゼ(KPC)-2 を産生することが示された。クローン A(15 株)およびクローン B(41 株)が主要な 2 つのクローンであり、2011 年から 2014 年にかけてクローン A 株は次第にクローン B 株に取って代わられた。これらの結果は、カルバペネム耐性の重要な機序として blaKPC-2 陽性 S. marcescens が当院で出現したことを示している。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
KPC は米国を中心に増加しているカルバペネマーゼである。東南アジアでは KPC 産生株はまだ分離率が低く、日本でも国内発生例はほとんど報告されていない。中国での増加は東南アジアにおける増加につながる可能性もあり、今後注意が必要である。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.