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深部脳刺激術を受ける患者において黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)のスクリーニングおよび除菌は手術部位感染リスクを減少させる

Staphylococcus aureus screening and decolonization reduces the risk of surgical site infections in patients undergoing deep brain stimulation surgery

J. Lefebvre*, S. Bufet-Bataillon, P.L. Henaux, L. Rifaud, X. Morandi, C. Haegelen
*Pontchaillou University Hospital, France

Journal of Hospital Infection (2017) 95, 144-147


単一施設の対照前後比較研究において、深部脳刺激を受ける患者 182 例を対象として、鼻腔内ムピロシン軟膏およびクロルヘキシジン入りの洗浄剤使用後に黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)鼻腔内保菌の有無を確認することにより、手術部位感染(SSI)が減少するかどうかを検討した。全部で、対照群に 119 例、スクリーニング群に 63 例を組み入れた。2 群間に 10.9%から 1.6%への SSI の有意な減少がみられた(P < 0.04、相対リスク 0.13、95%信頼区間 0.003 ~ 0.922)。黄色ブドウ球菌による SSI は、対照群で 8 件であったが、スクリーニング群では認められなかった。SSI の特定のリスク因子は認められなかった。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
黄色ブドウ球菌の保菌者に対してムピロシン軟膏の鼻腔内塗布とクロルヘキシジン浴による除菌処置を試みそのアウトカムとしての SSI の発生をみている。(抗菌薬耐性や消毒薬抵抗性菌の出現の観点から)MRSA でなくても除菌をするかどうかが検討課題であろう。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.