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救急部入院患者におけるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌:有病率、リスク因子、および獲得率

Carbapenem-resistant Enterobacteriaceae in patients admitted to the emergency department: prevalence, risk factors, and acquisition rate

M.C. Salomão*, T. Guimarães, D.F. Duailibi, M.B.M. Perondi, L.S.H. Letaif, A.C. Montal, F. Rossi, A.P. Cury, A.J.S. Duarte, A.S. Levin, I. Boszczowski
*Universidade de São Paulo, Brazil

Journal of Hospital Infection (2017) 97, 241-246


背景
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)は世界中で報告されており、高い死亡率と関連する。腸管定着はリザーバとして働き、細菌間の薬剤耐性メカニズムの移行を助長する。

目的
入院時 CRE保菌患者の有病率、関連するリスク因子、および救急部内での獲得率を調べること。

方法
本研究は、2016 年 5 月から 7 月に救急部に入院した患者連続 676 例の横断的調査である。質問票による調査を実施し、入院時に直腸スワブを採取して培養法およびマルチプレックスリアルタイム PCR 法を行った。救急部滞在が 1 週間を超えた患者では再度サンプルを採取し、CRE の獲得率を求めた。

結果
46例の患者に定着が認められた。PCR 陽性はいずれも肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)カルバペネマーゼであった。獲得率は 18%であった。前年の医療への曝露、肝疾患、および前月の抗菌薬の使用は、定着のリスク因子であった。医療への曝露歴のない 6 例が入院時に CRE を保菌し、市中伝播が示唆された。

結論
ハイリスク患者の救急部入院時のスクリーニングは、CRE 保菌の早期同定のためのストラテジーであり、CRE の拡散の抑制に寄与する可能性がある。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
ブラジルの 1000 床規模の大学関連病院の救急部で行った調査である。入院時の検査で約7%で CRE が確認されていた。院内での伝播が否定できない事例は 18%、市中感染が示唆される事例は 6 例であった。院内伝播率も市中感染も大変気になる多さである。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.