JHIサマリー日本語版トップ

レーティング:[監訳者による格付け]
★★…是非読むことをお勧めする論文 ★…読むことをお勧めする論文

Clip to Evernote

十二指腸内視鏡検査:カルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌によるアウトブレイク時の消化器科治療経路における交差伝播の促進因子

Duodenoscopy: an amplifier of cross-transmission during a carbapenemase-producing Enterobacteriaceae outbreak in a gastroenterology pathway

C. Bourigault*, F. Le Gallou, N. Bodet, N. Musquer, M.-E. Juvin, S. Corvec, N. Ferronnière, S. Wiesel, J. Gournay, G. Birgand, M. Le Rhun, D. Lepelletier
*Nantes University Hospital, France

Journal of Hospital Infection (2018) 99, 422-426


2015 年 10 月に同じ十二指腸内視鏡による検査を受けた患者 5 例において、カルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌として OXA-48 産生肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)が同定された。この内視鏡は、これらの症例間における唯一の疫学的なリンクであった。不十分な消毒プロセス後の十二指腸鏡の一過性コンタミネーションが伝播の原因であった可能性がある。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
海外における十二指腸内視鏡を介したカルバペネム耐性腸内細菌科細菌のアウトブレイクの報告に対応して厚生労働省医政局地域医療計画課が「十二指腸内視鏡による多剤耐性菌の伝播について」と題して情報提供を行ったのは 2015 年 3 月のことである。十二指腸内視鏡には鉗子台や鉗子起上ワイヤーチャンネルといった特殊な構造があり、その部分が十分に洗浄・消毒できないことが原因と考えられている。本論文はこれに関連した一連の論文の 1 つと言うことができよう(しかし結局この十二指腸内視鏡からは CPE は検出されていないのだが)。

JHIサマリー日本語版トップ

サイト内検索

Loading

アーカイブ

最新のコンテンツ

Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.