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心臓手術における深部胸骨創感染症の予防:文献レビュー

Prevention of deep sternal wound infection in cardiac surgery: a literature review

R.J. Vos*, B.P. Van Putte, G.T.L. Kloppenburg
*St. Antonius Hospital, The Netherlands

Journal of Hospital Infection (2018) 100, 411-420


背景
深部胸骨創感染症は心臓手術の重篤な合併症の 1 つであり、死亡率、罹患率および治療費に関して重大な影響を及ぼす。過去数十年の間に、手術部位感染症予防の標準的なガイドラインに加え、深部胸骨創感染症予防における多数の具体策が開発され、評価を受けてきた。本レビューは、深部胸骨創感染症予防のためのこれらの具体策に焦点を当てた。

方法
深部胸骨創感染症予防における介入を評価するため、広範囲の文献検索を実施した。ランダム化比較試験の結果を示した文献は、介入の種類によって分類した。結果を収集し、可能であれば統合した。

結果
検索した 743 報の文献のうち、48 報のランダム化比較試験を選択した。研究は 12 分類に分けられ、術前、周術期および術後の予防策を含んだ。有効性が示された具体策は、抗菌薬予防投与(第一世代セファロスポリンを 少なくとも 24 時間迄は継続)、閉胸前のゲンタマイシンの局所投与、スチールワイヤー 8 本 を用いた胸骨閉鎖、コルセットまたはベストを用いた術後の胸部サポートであった。

結論
本研究では、心臓手術後の深部胸骨創感染症を防ぐ、現在の慣習において適用頻度が高くない複数の予防策を特定した。心臓手術における手術部位感染症予防のガイドラインを更新することが推奨される。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
深部胸骨創感染症予防における介入を評価した論文のレビューである。介入が項目毎にまとまっており、情報の整理に役立つ。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.