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タイの新生児集中治療室の乳児における抗菌薬耐性グラム陰性菌保菌

Antimicrobial-resistant Gram-negative colonization in infants from a neonatal intensive care unit in Thailand

T. Roberts*, D. Limmathurotsakul, P. Turner, N.P.J. Day, W.P. Vandepitte, B.S. Cooper
*Mahidol University, Thailand

Journal of Hospital Infection (2019) 103, 151-155


南アジアや東南アジアの入院中の新生児において、抗菌薬耐性グラム陰性菌は感染および死亡の主な原因である。本研究の目的は、タイの新生児集中治療室の患児を対象に、抗菌薬耐性グラム陰性菌の保菌動態を明らかにすることである。登録患児 97 例のうち 52%は、入院中のある時点で基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生菌を保菌し、64%はカルバペネム耐性菌を保菌していた。急速な ESBL 陽性菌およびカルバペネム耐性菌の獲得が認められた。患児が抗菌薬耐性菌を保菌すると、その後の NICU 入室期間中、保菌状態は継続した。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
タイの新生児集中治療室の患児の 52%が ESBL 産生菌を保菌し、64%がカルバペネム耐性菌を保有していたという論文である。考察には、タイのコミュニティの調査では ESBL 産生菌保菌が 89%であったことが反映されているのでは、という記載があったが、母体の保菌についてのデータはなく、関連性は明らかではなかった。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.