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SARS-CoV-2 検出における高速だが、処理能力が低い定量的逆転写 PCR(RT-qPCR)システムの評価

Evaluation of a high-speed but low-throughput RT-qPCR system for detection of SARS-CoV-2


J. Sakai*, N. Tarumoto, Y. Orihara, R. Kawamura, M. Kodana, N. Matsuzaki, R. Matsumura, K. Ogane, T. Kawamura, S. Takeuchi, K. Imai, T. Murakami, S. Maesaki, T. Maeda
*Saitama Medical University, Japan

Journal of Hospital Infection (2020) 105, 615-618

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こす重症急性呼吸器症候群コロナウイルス‐2(SARS-CoV-2)の出現に伴い、高速かつ簡便な検出技術を世界中の医療最前線に置くべきである。本研究では、SARS-CoV-2 の検出における GeneSoC(小型で、高速往復流動型の定量的逆転写 PCR[RT-qPCR]システム)の有用性を評価した。その結果は、SARS-CoV-2 を迅速に同定するうえで、このシステムの使用を支持するものであった。このアプローチは、COVID-19 患者の初回治療戦略における重要な選択に寄与しうる。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
本論文は、日本で開発された迅速 PCR の機器である。多検体処理はできないものの、わずか 15 分で従来の PCR と同程度の感度特異性をもつため、救急外来や緊急入院などでの対応に役立つ POCT 機器として有用と考えられる。しかしながら、RNA を抽出する操作が必要であるため、抽出処理の時間が律速段階となる点が今後解決すべき部分である。すでに 30 分程度でできる簡易 RNA 抽出キットもあり、それらと組み合わせれば迅速な検査できる可能性もあり、今後さらなる検討が必要である。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.