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   <title>JHIサマリー日本語版</title>
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   <title>ベッド柵の清掃レベルおよび黄色ブドウ球菌（Staphylococcus aureus）伝播に対する表面塗装・処理の影響</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:14Z</published>
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   <summary>Effect of surface coating and finish upo...</summary>
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      <![CDATA[Effect of surface coating and finish upon the cleanability of bed rails and the spread of <i>Staphylococcus aureus</i>]]>
      <![CDATA[S. Ali<sup>*</sup>, G. Moore, A.P.R. Wilson
<sup>*</sup>University College London Hospital, UK

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 192-198


<b>背景</b>
患者の隣接環境の細菌リザーバは医療関連感染を媒介することが多い。

<b>目的</b>
プラスチック製のベッド柵上の細菌数は塗装されたスチール製上よりも多いという従来の知見を、実験室内での研究により確認すること。

<b>方法</b>
種々の合成汚染物中に懸濁した黄色ブドウ球菌（<i>Staphylococcus aureus</i>）を 6 種類のベッド柵表面に接種した。好気性細菌コロニー数および ATP バイオルミネッセンス法により、マイクロファイバークロスと抗菌ワイプの清掃効果を評価した。さらに、指先と各ベッド柵間の黄色ブドウ球菌の伝播率を調べた。

<b>結果</b>
抗菌ワイプでは、すべての柵上の細菌数が検出可能レベル未満にまで減少したが、有機汚染物の除去についてはマイクロファイバークロスよりも効果が低かった。汚染除去が相対的に容易な表面では、接触による黄色ブドウ球菌の伝播率が高かった。消毒が不十分な柵では、交差伝播のリスクが高かった。汚染物がない場合は、指先から柵への細菌の伝播率は 38％から 64％、柵から指先への伝播は 22％から 38％であった。表面の素材および粗さの程度は、清掃レベルおよび伝播率の重要な決定因子であった。しかし、有機汚染物の存在は、素材や処理にかかわらずすべてのベッド柵からの細菌伝播に影響した。

<b>結論</b>
ベッド柵は高度に汚染されることがある。抗菌ワイプによる定期的な拭き取りは、患者の隣接環境の細菌数を低く維持するための費用対効果の高い方策であると考えられる。交差伝播のリスクを最小にするためには、清掃プロトコールを検証して微生物および非微生物による表面汚染を効果的に除去できるようにしておく必要がある。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004798">サマリー原文（英語）はこちら</a>
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   <title>蒸気化過酸化水素およびエアロゾル化過酸化水素を用いる室内消毒装置の滅菌効果、散布能力、および安全性</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:13Z</published>
   <updated>2012-05-11T00:34:55Z</updated>
   
   <summary>Efficacy, efficiency and safety aspects ...</summary>
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      Efficacy, efficiency and safety aspects of hydrogen peroxide vapour and aerosolized hydrogen peroxide room disinfection systems
      <![CDATA[T.Y. Fu<sup>*</sup>, P. Gent, V. Kumar
<sup>*</sup>St. George’s Hospital, London, UK

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 199-205


<b>背景</b>
過酸化水素を用いる 2 種類の室内消毒装置の直接比較を行った。

<b>目的</b>
蒸気化過酸化水素（HPV）室内消毒装置（Clarus R、Bioquell、Andover、英国）とエアロゾル化過酸化水素（aHP）室内消毒装置（SR2、Sterinis［現在はGlosairとして販売］、Advanced Sterilization Products[ASP]、Johnson & Johnson Medical Ltd、Wokingham、英国）の滅菌効果、散布能力、および安全性を比較すること。

<b>方法</b>
4 log および 6 log のゲオバチルス・ステアロサーモフィルス（<i>Geobacillus stearothermophilus</i>）をバイオロジカルインジケータとして、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（meticillin-resistant <i>Staphylococcus aureus</i>；MRSA）、クロストリジウム・ディフィシル（<i>Clostridium difficile</i>）、およびアシネトバクター・バウマニー（<i>Acinetobacter baumannii</i>）約 10<sup>6</sup> 個を接種した検査ディスクを院内で作製し、滅菌効果の検査を行った。過酸化水素の漏出を携帯型検知器で検出することにより安全性を評価した。サイクル開始から 2 時間後の室内 3 か所の過酸化水素濃度を携帯型センサーで測定し、散布能力を評価した。

<b>結果</b>
バイオロジカルインジケータおよび院内で作製した検査ディスクに対する滅菌効果は、HPV ではおよそ 6 log の減少であったのに対して、aHP ではおよそ 4 log 未満であった。測定箇所による滅菌効果のばらつきが aHP 装置では認められたが、HPV 装置では認められなかった。製造会社の操作マニュアルに従って部屋のドアを密閉しない状態で aHP を運転した場合の過酸化水素の漏出は、2 時間以上にわたって短時間曝露限界（2 ppm）を超えた。HPV 装置の操作マニュアルに従って部屋のドアをテープで密閉した場合の過酸化水素の漏出は、両装置とも 1 ppm 未満であった。サイクル開始から 2 時間後の室内の過酸化水素濃度の 4 サイクル平均値は、HPV 1.3 ppm（標準偏差［SD］0.4 ppm）、aHP 2.8 ppm（SD 0.8 ppm）であった。aHP のサイクルでは測定値が 2 ppm 未満となることはなかった。

<b>結論</b>
HPV 装置のほうが安全かつ速効性に優れ、微生物の不活化効果が高い。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670112000102">サマリー原文（英語）はこちら</a>
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   <title>手指はどこに接触しているか？ 病棟における連続的な手指接触イベントの監査</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:12Z</published>
   <updated>2012-05-10T04:11:41Z</updated>
   
   <summary>Where do hands go? An audit of sequentia...</summary>
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      Where do hands go? An audit of sequential hand-touch events on a hospital ward
      <![CDATA[S.J. Smith<sup>*</sup>, V. Young, C. Robertson, S.J. Dancer
<sup>*</sup>Hairmyres Hospital, UK

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 206-211


<b>背景</b>
病棟の気づかれない場所に病原体のリザーバが存在している可能性があり、洗っていない手指を介して患者に伝播をもたらす継続的なリスクとなる。

<b>目的</b>
表面と患者間での微生物伝播の可能性を監視すること、および患者ケア中の病原体の伝播経路について理解を深めること。

<b>方法</b>
30 分間の調査を夏季と冬季に合計 40 回実施し、手指接触行動を単盲検的に監査した。手指接触行動は以下のカテゴリに分類した。入室時の手指衛生、患者の隣接部位への接触、患者への接触、医療器具への接触、退出時の手指衛生、および病室外の部位への接触。

<b>結果</b>
合計 104 回の入室があり、このうちの 77 回は臨床職員（59 回は看護師、18 回は医師）、21 回は病院家事労働者、1 回は薬剤師、5 回は親族によるものであった。入室前後の臨床職員の手指衛生遵守率は 25％（38/154）であり、夏季の 20 回の監査時（47％、95％信頼区間［CI］35.6 ～ 58.8）のほうが、冬季の 20 回の監査時（7％、95％CI 3.2 ～ 14.4、<i>P</i> ＜ 0.0001）より遵守率が高かった。半数以上（58％、45/77）の臨床職員に患者との接触があった。臨床職員の手指洗浄率は、患者との接触前（オッズ比［OR］3.44、95％CI 0.94 ～ 16.0、<i>P</i> ＝ 0.059）および患者の周辺部位との接触前（OR 6.76、95％CI 1.40 ～ 65.77、<i>P</i> ＝ 0.0067）に高かった。臨床職員の約半数（48％、37/77）が患者のカルテに、25％がベッドに接触していた。手指が接触する頻度が高かった器具類は、病室内では点滴（30％）および血圧計スタンド（13％）、病室外ではコンピューター（26％）、カルテ台（23％）、および電話（21％）であった。

<b>結論</b>
単盲検的な観察による手指衛生遵守率は依然として低い。高い頻度でみられる手指と表面との相互作用を理解することにより、清掃を行うべき部位が明確になると考えられる。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004816">サマリー原文（英語）はこちら</a>
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   <title>アイルランドの長期療養型施設における医療関連感染：First National Prevalence Study の結果</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:11Z</published>
   <updated>2012-05-10T04:11:41Z</updated>
   
   <summary>Healthcare-associated infection in Irish...</summary>
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      Healthcare-associated infection in Irish long-term care facilities: results from the First National Prevalence Study
      <![CDATA[M. Cotter<sup>*</sup>, S. Donlon, F. Roche, H. Byrne, F. Fitzpatrick
<sup>*</sup>Beaumont Hospital, Ireland

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 212-216


<b>背景</b>
アイルランドの長期療養型施設を対象とした医療関連感染症（HCAI）有病率および抗菌薬使用に関する調査は実施されていない。

<b>目的</b>
長期療養型施設に関する国の方針のための情報を提供し、将来的に HCAI 予防プログラムを立案することを目的として、アイルランドの長期療養型施設における HCAI 有病率および抗菌薬使用に関するベースラインデータを収集すること。

<b>方法</b>
アイルランドの長期療養型施設を対象として、HCAI 有病率および抗菌薬使用に関する調査を実施した。調査への参加は任意とした。HCAI のリスク因子、感染の徴候・症状、および抗菌薬使用に関する各施設の 1 日間のデータを前向きに収集した。

<b>結果</b>
アイルランドの 69 の長期療養型施設が参加し、適格入所者 4,170 例を調査対象とした。このうち 472 例（11.3％）は感染の徴候・症状があるか（266 例、6.4％）、抗菌薬投与を受けていた（426 例、10.2％）。入所者の 3 分の 1（1,430 例、34.3％）は 85 歳以上であり、見当識障害（2,110 例、50.6％）および歩行障害（2,101 例、50.4％）が半数以上に認められた。HCAI 有病率は 3.7％（範囲 0％ ～ 22.2％）であった。最も高頻度にみられた HCAI は尿路感染症であった（入所者 62 例、HCAI の 40％）。尿道カテーテル留置は尿路感染症と関連していた（<i>P</i> ＜ 0.0000001）。抗菌薬が感染症の治療（262 例、57.8％）と予防（182 例、40.2％）のために処方されていた。予防投与の適応症として最も頻度の高いものは尿路感染症であった（全処方の 35.8％）。尿路感染症の予防投与を受けた入所者のうち 14 例（10.2％）は尿道カテーテルを留置していた。治療のための投与の適応症として最も頻度の高いものは気道感染症（35.1％）、尿路感染症（32.1％）、および皮膚感染症（21.8％）であった。

<b>結論</b>
本研究により抗菌薬の予防処方の頻度が明らかになるとともに、将来的な予防戦略の立案のための重要なベースラインデータが得られた。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670112000059">サマリー原文（英語）はこちら</a>
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   <title>アルゼンチンにおける医療関連感染症有病率調査：イングランド、ウェールズ、北アイルランド、および南アフリカとの比較</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:10Z</published>
   <updated>2012-05-11T00:36:10Z</updated>
   
   <summary>Prevalence survey of healthcare-associat...</summary>
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      Prevalence survey of healthcare-associated infections in Argentina; comparison with England, Wales, Northern Ireland and South Africa
      <![CDATA[R. Durlach<sup>*</sup>, G. McIlvenny, R.G. Newcombe, G. Reid, L. Doherty, C. Freuler, V. Rodríguez, A.G. Duse, E.T.M. Smyth
<sup>*</sup>Hospital Alemán, Argentina

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 217-223


<b>背景</b>
有病率調査は、医療関連感染症（HCAI）の発生と分布を系統的に観察することによって、適切な対策を講じることを可能にするための方法である。

<b>目的</b>
本有病率調査の目的は、各国で検証された方法を用いてアルゼンチンにおける HCAI 有病率を初めて明らかにするとともに、国際的なベンチマークとなるデータを提供することである。

<b>方法</b>
ブリテン諸島の急性期病院を対象とした第 3 回 HCAI 調査で英国病院感染学会が採用した方法と同一の方法を用いて、アルゼンチン 23 州のうち 7 州の 39 病院を対象として、2008 年に HCAI 有病率調査を実施した。収集したデータを英国ベルファストの北アイルランド医療関連感染調査センター（Northern Ireland Healthcare-Associated Infection Surveillance Centre）で処理し、解析を行った。

<b>結果</b>
合計 4,249 例の患者を調査した。このうち 480 例が 1 回以上の HCAI を経験しており、有病率は 11.3％であった。男性の有病率は 13.6％、女性は 9.0％であった。頻度の高い HCAI は肺炎（3.3％）、尿路感染症（3.1％）、手術部位感染症（2.9％）、原発性血流感染症（1.5％）、および軟部組織感染症（1.2％）であった。手術を受けた 1,027 例の患者の手術部位感染症有病率は 10.2％であった。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（meticillin-resistant <i>Staphylococcus aureus</i>；MRSA）保菌率は 1.1％であり、全 HCAI 分離株の 10.0％を占めていた。アルゼンチンの調査結果は、イングランド、ウェールズ、北アイルランド、および南アフリカと比較して高い HCAI 有病率を示した。

<b>結論</b>
本調査は、医療資源の優先順位を明確にするうえで有用であり、保健行政機関や病院に対して HCAI 抑制のための継続的な取り組みに関する情報を提供するものであると考えられる。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004567">サマリー原文（英語）はこちら</a>
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   <title>感染制御に関するメッセージの伝達：コミュニケーションの課題</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:09Z</published>
   <updated>2012-05-10T04:11:41Z</updated>
   
   <summary>Delivering the infection control message...</summary>
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      Delivering the infection control message: a communication challenge
      <![CDATA[C. Farrugia<sup>*</sup>, M.A. Borg
<sup>*</sup>Mater Dei Hospital, Malta

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 224-228


<b>背景</b>
世界各国の病院の感染制御チーム（ICT）は、特定の情報や多様な情報を必要としている関係者に対して適時に情報を伝達するという課題に常に直面している。

<b>目的</b>
探索的な記述的研究デザインにより、マルタの St Luke’s 病院の ICT と医療従事者とのコミュニケーションの流れを調査した。

<b>方法</b>
自記式質問票を用いて、入院病棟に勤務する看護師（143 名）と医師（63 名）の層別無作為抽出標本からデータを収集した。回答率は 97％であった。

<b>結果</b>
医療従事者は、自分と同一の職種の職員から情報を受けることが最も安心であると感じていた。情報伝達は主として組織階層の縦方向に上行および下行した。回答者は、情報の望ましい受け取り方は、教育活動を通じて（35％、69 名）および対面（31％、62 名）であるとした。電子的手段（電子メールやイントラネット）は望ましい手段としての順位は低く、勤務中にコンピューターに定期的にアクセスしている回答者は 41％（81 名）のみであった。91％（181 名）という大半の回答者は ICT からの情報を信頼しており、60％（118 名）はその情報には一貫性があると認めていた。しかし、これは常に遵守されることを示しているのではなく、54％（106 名）の回答者は自身の健康リスクを認識して初めて感染制御対策を実行した。病棟での ICT の強化が推奨される。

<b>結論</b>
電子化の時代にもかかわらず、ICTと医療従事者との対面接触が依然として感染制御情報を伝達する最も有効な方法であることが、本研究から確認された。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670112000151">サマリー原文（英語）はこちら</a>
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   <title>イングランドにおける変遷するクロストリジウム・ディフィシル（Clostridium difficile）感染獲得の評価のための管理データの評価</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:08Z</published>
   <updated>2012-05-11T00:38:03Z</updated>
   
   <summary>Assessment of administrative data for ev...</summary>
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      <![CDATA[Assessment of administrative data for evaluating the shifting acquisition of <i>Clostridium difficile</i> infection in England]]>
      <![CDATA[M-H. Jen<sup>*</sup>, S. Saxena, A. Bottle, R. Pollok, A. Holmes, P. Aylin
<sup>*</sup>Imperial College, London, UK

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 229-237


<b>背景</b>
クロストリジウム・ディフィシル（<i>Clostridium difficile</i>）感染の獲得や、それが病院感染か市中感染であるかについては、ほとんど明らかになっていない。

<b>目的</b>
イングランドにおける <i>C. difficile</i> 感染動向の調査のために Hospital Episode Statistics の全国病院入院データが使用可能であるか、またその有用性について検討すること。

<b>方法</b>
1997/98 年から 2009/10 年までの Hospital Episode Statistics を使用した。2 つの異なる病院機能評価指標（総入院数、総病床使用日数）を用いて経時的動向を分析した。社会人口学的因子、併存疾患、および受診履歴が、<i>C. difficile</i> 感染リスクに及ぼす影響を調査した。

<b>結果</b>
入院あたり、および病床使用日数あたりの <i>C. difficile</i> 感染率は 1997/98 年から 2006/07 年にかけて上昇し、その後 2008/09 年および 2009/10 年には最大 50％を超えて大幅に低下した。この変動パターンは、想定される感染源にかかわらずに認められたが、<i>C. difficile</i> 市中感染が想定される患者の割合は 7％（1997/98 年）から 13％（2009/10年）に徐々に上昇した。<i>C. difficile</i> 感染率は、高齢患者（年齢 ＞ 65 歳のオッズ比 10.9）、併存疾患が多い患者（Charlson index ＞ 5 のオッズ比 5.6）、および待機的入院患者と比較した救急患者で高かったが、貧困スコアとの関連はみられなかった。

<b>結論</b>
今回の知見は、英国健康保護局の全国的な義務的サーベイランスから <i>C. difficile</i> 感染の減少傾向が確認されたことを示すとともに、過去 90 日間に病院曝露がない患者の入院時の <i>C. difficile</i> 感染率が上昇していることを示している。これらは <i>C. difficile</i> の市中感染症例である可能性が考えられる。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670112000138">サマリー原文（英語）はこちら</a>
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   <title>カテーテルの使用目的、挿入した静脈、および挿入前の ICU 入室期間はカテーテル関連血流感染リスクに影響を及ぼす</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:07Z</published>
   <updated>2012-05-10T04:11:42Z</updated>
   
   <summary>Catheter application, insertion vein and...</summary>
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      Catheter application, insertion vein and length of ICU stay prior to insertion affect the risk of catheter-related bloodstream infection
      <![CDATA[T.I.I. van der Kooi<sup>*</sup>, J.C. Wille, B.H.B. van Benthem
<sup>*</sup>National Institute for Public Health and the Environment, The Netherlands

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 238-244


<b>背景</b>
オランダの院内感染サーベイランスネットワークである PREZIES は、カテーテル関連血流感染（CR-BSI）のサーベイランス計画により感染率および関連するリスク因子に関するデータを収集している。

<b>目的</b>
CR-BSI のリスク因子を評価すること。

<b>方法</b>
各病院が集中治療室（ICU）または病院全体のデータを収集した。48 時間以上留置したすべての短期型中心静脈カテーテル（CVC）と Swan-Ganz カテーテルを調査対象とし、挿入時に菌血症が認められた症例は除外した。感染、抜去、または死亡まで最長 28 日間、CVC の監視を行った。CVC 3,750 件、29,003 CVC 日のデータを収集した。

<b>結果</b>
調査した CVC の 1.6％（95％信頼区間［CI］1.2％ ～ 2.0％）に CR-BSI が発生し、1,000 CVC 日あたりでは 2.0 件（95％CI 1.6 ～ 2.6）の発生であった。多変量解析により、CVC 挿入前の ICU 入室期間、頸静脈または大腿静脈への挿入、および完全非経口栄養法のための CVC 使用により CR-BSI リスクが上昇し、抗菌薬投与のための CVC 使用により CR-BSI リスクが低下することが示された。

<b>結論</b>
これらのリスクに留意することにより、CR-BSI 発生率の低下を図ること可能であると考えられる。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004476">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">オランダにおける感染サーベイランスの CVC 関連血流感染の集計報告である。リスク因子に関して NHSN との大きな違いはない。日本でも日本環境感染学会や国公立大学附属病院感染対策協議会が CVC 関連血流感染サーベイランスを実施している。</span>
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   <title>ガイドラインの遵守状況による中心静脈カテーテル関連菌血症の転帰：91 件のエピソードの報告★ </title>
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   <published>2012-03-30T15:00:06Z</published>
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   <summary>Outcome of central venous catheter-relat...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      Outcome of central venous catheter-related bacteraemia according to compliance with guidelines: experience with 91 episodes
      <![CDATA[C. Wintenberger<sup>*</sup>, O. Epaulard, V. Hincky-Vitrat, J.P. Brion, C. Recule, P. François, J.P. Stahl, P. Pavese
<sup>*</sup>Grenoble University Hospital, France

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 245-251


<b>背景</b>
感染は、中心静脈カテーテル（CVC）の使用に関連する主要な合併症である。カテーテル関連菌血症の医学的管理についてのガイドラインが公表されているが、医師の診療行為の適切性を評価する研究は行われていない。

<b>目的</b>
大学病院における CVC 関連菌血症症例に対する診療行為を評価すること。

<b>方法</b>
12 か月間にわたって症例を記録し、その管理について評価した。CVC から採取した血液の培養陽性全症例を解析対象とし、この患者集団の CVC 関連菌血症エピソードを特定した。医学的管理および患者の転帰を 2 名の医師が独立評価した。

<b>結果</b>
血液培養陽性の合計 187 症例を記録し、CVC 関連菌血症の 91 症例を解析した。エピソードの 56％で適切な全身抗菌薬治療が実施されていた。51 件のエピソードでカテーテル抜去を行い、このうち 29 件はガイドラインに沿って実施されたが、20 件のエピソードでは抗菌薬ロック療法が実施されていなかった。全体的な医学的管理はエピソードの 41.8％で適切であった。全治癒率は 72.5％であった。CVC 関連菌血症関連死は、エピソードの 5.5％であった。治癒と関連していたのは、ガイドラインの遵守（<i>P</i> ＝ 0.03）および適切な全身抗菌薬治療（<i>P</i> ＜ 0.01）であった。保存的治療の成功は、適応に関するガイドラインの遵守（<i>P</i> ＝ 0.01）と関連していた。

<b>結論</b>
CVC 関連菌血症の医学的管理は、国際的なガイドラインを厳格に遵守したものではなかった。CVC 関連菌血症の転帰は、特に保存的治療を試行した場合は、医学的管理の適切性と関連していた。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004592">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">テーテル関連菌血症発症後の対応による予後の違いについては十分な検討がされていない。カテーテル関連菌血症の医学的管理については、適切な検査実施や診断基準が課題となる。次に、菌種別に層別化して予後統計をとる必要もある。</span>
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   <title>シャツの袖およびネクタイが患者への細菌伝播に及ぼす影響の前向き研究</title>
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   <id>tag:www.micks.jp,2012:/jhi//1.2478</id>
   
   <published>2012-03-30T15:00:05Z</published>
   <updated>2012-05-10T04:11:42Z</updated>
   
   <summary>Prospective study on the effect of shirt...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      Prospective study on the effect of shirt sleeves and ties on the transmission of bacteria to patients
      <![CDATA[R.L. Weber<sup>*</sup>, P.D. Khan, R.C. Fader, R.A. Weber
<sup>*</sup>Texas A&M Health Science Center College of Medicine, USA

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 252-254


病院感染が発生すると費用が必要となることから、発生の減少を図るための方針が求められる。対策として服装規定がしばしば実施されるが、科学的エビデンスに基づいたものはほとんどない。本研究は、シャツの袖とネクタイが医師から患者への細菌伝播に及ぼす影響を検討する前向き比較調査である。その結果から、固定されていないネクタイの着用により伝播が増加するが、袖の長さは伝播率に影響しないことが示された。この研究デザインは、医療従事者から患者への微生物伝播に関するエビデンスを補うための今後の比較実験のモデルとなると考えられる。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670112000072">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">接触感染の対応上制服や装具、持ち運ぶ医療器具など間接的なかかわり合いは大変重要である。袖の長さは伝播率に影響しないというのは真実かどうか・・・。</span>
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   <title>抗凝固剤クエン酸デキストロースの汚染溶液に関連するパントエア・アグロメランス（Pantoea agglomerans）菌血症の院内アウトブレイク：新たな菌名の旧来の菌か？</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:04Z</published>
   <updated>2012-05-11T00:41:32Z</updated>
   
   <summary>Nosocomial outbreak of Pantoea agglomera...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      <![CDATA[Nosocomial outbreak of <i>Pantoea agglomerans</i> bacteraemia associated with contaminated anticoagulant citrate dextrose solution: new name, old bug?]]>
      <![CDATA[Í. Boszczowski<sup>*</sup>, J. Nóbrega de Almeida Júnior, É.J. Peixoto de Miranda, M. Pinheiro Freire, T. Guimarães, C.E. Chaves, D.P. Cais, T.M.V. Strabelli, C.F. Risek, R.E. Soares, F. Rossi, S.F. Costa, A.S. Levin
<sup>*</sup>University of São Paulo, Brazil

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 255-258


院内で調製された抗凝固剤クエン酸デキストロース 46％（ACD）溶液に関連するパントエア・アグロメランス（<i>Pantoea agglomerans</i>）菌血症のアウトブレイク調査について報告する。ある健常男性が、顆粒球提供のための血漿交換中に敗血症性ショックを発現した。プライミングに使用した溶液と血液サンプルを培養検査に供した。<i>gyr</i>B シークエンシングにより分離株を種レベルで同定した。パルスフィールド・ゲル電気泳動法（PFGE）によりタイピングを行った。3 週間で合計 8 症例が特定された。<i>P. agglomerans</i> は ACD 溶液のバッグ 6 個からも培養された。患者からの分離株と ACD 溶液のバッグからの分離株は PFGE 型が同一であった。いずれの分離株もアンピシリン、セファゾリン、ゲンタマイシン、シプロフロキサシン、セフェピム、およびイミピネム感性であった。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004804">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">院内調剤の管理が問われる事例である。</span>
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   <title>病院の蒸しタオル用の加温器のレジオネラ・ニューモフィラ（Legionella pneumophila）汚染★★</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:03Z</published>
   <updated>2012-05-10T04:11:42Z</updated>
   
   <summary>Legionella pneumophila contamination in ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      <![CDATA[<i>Legionella pneumophila</i> contamination in a steam towel warmer in a hospital setting]]>
      <![CDATA[F. Higa<sup>*</sup>, M. Koide, A. Haroon, S. Haranaga, T. Yamashiro, M. Tateyama, J. Fujita
<sup>*</sup>University of Ryukyus, Japan

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 259-261


院内レジオネラ症の予防には、想定される感染源を特定するための環境調査が必須である。当院の病棟の環境調査により、蒸しタオル用の加温器がレジオネラ菌に汚染されているが、水道水給水システムやシャワーヘッドにはレジオネラが認められないことが判明した。蒸しタオル用の加温器中の水がレジオネラ菌のリザーバとなっていると考えられ、著者らは当院の蒸しタオル用の加温器の使用をすべて中止した。本調査の結果に基づき、病院での蒸しタオル用の加温器の使用を忌避することが推奨される。あるいは、この器具の排水、洗浄、乾燥を毎日行うべきである。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670112000060">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">蒸しタオル用の加温器やミルクの加温器にはレジオネラ菌の発育に好都合な湿度と温度があり得るため、これだけではなく、同様に温水を管理する必要のあるあらゆる院内環境についても見逃さない努力が必要である。</span>
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   <title>在宅ケア器材の高水準消毒：煮沸すべきか否か？</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:02Z</published>
   <updated>2012-05-10T04:55:19Z</updated>
   
   <summary>High level disinfection of a home care d...</summary>
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   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      High level disinfection of a home care device; to boil or not to boil?
      <![CDATA[K.L. Winthrop<sup>*</sup>, N. Homestead
<sup>*</sup>Oregon Health and Science University, USA

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 262-264


著者らは、慢性疼痛の在宅療法に使用する経皮的電力トランスデューサを開発した。この器材は使用のたびに高水準消毒が必要である。高水準消毒のために沸騰水が有用であるかどうかを評価するため、皮膚病原菌になり得ると考えられる菌（黄色ブドウ球菌［<i>Staphylococcus aureus</i>］、マイコバクテリウム・テラエ［<i>Mycobacterium terrae</i>］、緑膿菌［<i>Pseudomonas aeruginosa</i>］、カンジダ・アルビカンス［<i>Candida albicans</i>］）をトランスデューサのパッドに接種した後、これらのパッドを標高 4,200 フィート地点で沸騰させた水（95℃）に完全に浸漬した。浸漬 10 分による log<sub>10</sub> コロニー形成単位（cfu）の減少量は、黄色ブドウ球菌 7.1、緑膿菌 ＞ 6.3、<i>C. albicans</i> ＞ 5.5であったが、<i>M. terrae</i> は 4.6 のみであった。浸漬 15 分による減少量は、それぞれ 7.5、＞ 6.8、＞ 6.6、および ＞ 7.5 cfu に増加した。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670112000175">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">担体として臨床で使用している器具そのものを利用した実験系である。煮沸消毒を在宅で行うことの危険性（沸騰によるやけどや火事など）を考慮するとあまり意味ある研究とはいえない。</span>
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   <title>アイルランドの医療環境における血液媒介ウイルス伝播：1997 年から 2011 年に実施された患者へのリコールの評価</title>
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   <published>2012-03-30T15:00:01Z</published>
   <updated>2012-05-10T04:11:42Z</updated>
   
   <summary>Blood-borne virus transmission in health...</summary>
   <author>
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   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      Blood-borne virus transmission in healthcare settings in Ireland: review of patient notification exercises 1997-2011
      <![CDATA[S. Donohue<sup>*</sup>, L. Thornton, K. Kelleher
<sup>*</sup>Health Protection Surveillance Centre, Ireland

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 265-268


医療環境で血液媒介ウイルスに曝露した可能性を調査するためにアイルランドで 1997 年から 2011 年に実施された患者へのリコール<sup>※</sup>（PNE）について評価を実施し、将来的な方針と実践に役立てることとした。すべての PNE を特定するため、医療施設の情報提供者と考えられる職員に質問票を送付した。調査責任者が構造化面接を行い、入手した文献の精査を行った。血液媒介ウイルスを対象とした PNE が 10 件特定された。2,000 例もの患者の検査が行われていたにもかかわらず、伝播が認められたのは 1 症例のみであった。しかし、PNE 実施以前に各施設で行われた調査により、6 症例の伝播が特定されていた。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670112000096">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">1度施設内で処置による血液媒介感染症が医療行為で発生した場合、リコールの対象者は数万人に及ぶことがある。いざというときの体制の構築が必要である。</span>

監訳者注：
<sup>※</sup>患者へのリコール（patient notification exercise）：患者に対して特定の病原体による感染リスクに曝露した可能性があることを通知し、検査を勧めて感染の有無を検出すること。
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   <title>小手術（minor surgical procedure）および小範囲侵襲的介入（minimal access intervention）を実施する施設の要件に関するガイドライン</title>
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   <published>2012-02-27T15:00:14Z</published>
   <updated>2012-04-13T05:12:20Z</updated>
   
   <summary>Guidelines on the facilities required fo...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      Guidelines on the facilities required for minor surgical procedures and minimal access interventions
      <![CDATA[H. Humphreys<sup>*</sup>, J.E. Coia, A. Stacey, M. Thomas, A.-M. Belli, P. Hoffman, P. Jenks, C.A. Mackintosh
<sup>*</sup>Royal College of Surgeons in Ireland, Ireland

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 103-109


近年の医療提供体制は大きく変化しており、例えば、かつては急性期病院が担っていた外科診療の一部はプライマリ・ケア施設や日帰り手術専用施設で実施されるようになっている。インターベンショナルラジオロジーや心血管インターベンションの領域が発展したことから、上述の医療施設で実施される手技は一層、多様かつ複雑になった。こうした変化に伴い、このような外科手技が実施される施設の基本的な物理的要件を、感染の予防・制御の見地から明確にする必要がある。著者らは Healthcare Infection Society の支援の下、新規施設の設計や既存施設の改修のための勧告を作成した。その作成にあたっては実用的かつ実施可能な提言を行うため、最良事例、現行のエビデンス、可能な場合は他のガイドライン、およびエキスパートコンセンサスを活用した。また、小範囲侵襲的介入（minimal access intervention）<sup>※</sup>と小手術（minor surgical procedure）<sup>※</sup><sup>※</sup>の定義も試みた。インターベンショナルラジオロジーを含む小範囲侵襲的介入については、新規施設では 1 時間あたり 15 回の機械的換気を行うべきであるが、小手術では自然換気で十分とした。すべての手技に際してはチェックリストを使用し、操作者は適切な訓練を受ける必要がある。正確な術後感染率を明らかにするために、前向きサーベイランスも必要である。最後に、このガイドラインが今後、繰り返し利用されるものとするために必要なエビデンスの基礎を築くためには、適切な応用研究が求められる。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004440">サマリー原文（英語）はこちら</a>

監訳者注：
<sup>※</sup>小範囲侵襲的介入（minimal access intervention）：本稿での定義は、皮膚上の範囲は大きくないが、実態としては大手術である治療・診断のための手技のことであり、例として腹腔鏡下結腸切除術を挙げている。
<sup>※</sup><sup>※</sup>小手術（minor surgical procedure）：本稿での定義は、局所麻酔下で実施される表層性の手術のことであり、例として足部潰瘍のデブリードマンを挙げている。
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   <title>蒸気化過酸化水素による消毒の殺ウイルス効果</title>
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   <id>tag:www.micks.jp,2012:/jhi//1.2466</id>
   
   <published>2012-02-27T15:00:13Z</published>
   <updated>2012-04-13T05:14:01Z</updated>
   
   <summary>Virucidal efficacy of hydrogen peroxide ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      Virucidal efficacy of hydrogen peroxide vapour disinfection
      <![CDATA[E. Tuladhar<sup>*</sup>, P. Terpstra, M. Koopmans, E. Duizer
<sup>*</sup>National Institute for Public Health and the Environment, The Netherlands

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 110-115


<b>背景</b>
ウイルスによる表面汚染は、ウイルス伝播に重要であると考えられる。化学的消毒は効果的な介入法となり得るが、腸内ウイルスや呼吸器ウイルスに対する蒸気化過酸化水素の殺ウイルス効果についてはほとんど知られていない。

<b>目的</b>
施設や居室内で一般的にみられる材料上に存在している呼吸器ウイルスや腸内ウイルスに対する蒸気化過酸化水素の殺ウイルス効果を評価すること。

<b>方法</b>
ステンレススチール、フレーミングパネル、およびガーゼを担体として、これらの担体上でポリオウイルス、ヒトノロウイルス genotype II.4（GII.4）、マウスノロウイルス 1、ロタウイルス、アデノウイルス、および A 型インフルエンザウイルス（H1N1）を乾燥させ、アイソレータ内で 127 ppm の蒸気化過酸化水素に室温で 1 時間、曝露させた。ポリオウイルスについて、一室内の複数の場所で蒸気化過酸化水素への曝露を行った。回収されたウイルス力価を曝露のない対照群と比較し、殺ウイルス効果を調べた。PCR 法により、蒸気化過酸化水素がウイルスゲノム減少に及ぼす効果を評価した。

<b>結果</b>
蒸気化過酸化水素を用いた消毒により試験対象の全ウイルスが完全に不活化され、感染性粒子の減少量はステンレススチールおよびフレーミングパネルの担体上のポリオウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、マウスノロウイルスで ＞ 4 log<sub>10</sub>、ステンレススチールおよびフレーミングパネルの担体上の A 型インフルエンザウイルス、およびガーゼの担体上の全ウイルスで ＞ 2 log<sub>10</sub> であった。ポリオウイルスの完全な不活化は、同一室内の複数の場所で認められた。ウイルスゲノムの減少はフレーミングパネルおよびガーゼの担体上ではわずかであったが、ステンレススチールの担体上では大幅であった。蒸気化過酸化水素に対する耐性が最も強かったのはヒトノロウイルス GII.4 ゲノムであった。

<b>結論</b>
蒸気化過酸化水素は、室内環境を汚染する腸内ウイルスおよび呼吸器ウイルスに対する効果的な殺ウイルス効果を有すると考えられる。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004178">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">蒸気化過酸化水素による環境汚染への有効性についてはすでに多くの報告があるが、この論文では、ウイルスの種類により効果が異なること、閉じられた空間への消毒効果が期待できないこと、表面の材質により効果に差があることが明らかにされた。
</span>
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   <title>ノロウイルスの代用としてのネコカリシウイルスによる人工的な汚染表面からの蒸気化過酸化水素による汚染除去</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.micks.jp/jhi/2012/02/20120203.html" />
   <id>tag:www.micks.jp,2012:/jhi//1.2465</id>
   
   <published>2012-02-27T15:00:12Z</published>
   <updated>2012-04-13T05:17:10Z</updated>
   
   <summary>Hydrogen peroxide vapour decontamination...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      Hydrogen peroxide vapour decontamination of surfaces artificially contaminated with norovirus surrogate feline calicivirus
      <![CDATA[K. Bentley<sup>*</sup>, B.K. Dove, S.R. Parks, J.T. Walker, A.M. Bennett
<sup>*</sup>Health Protection Agency, Porton Down, UK

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 116-121


<b>背景</b>
ノロウイルスは消化器系疾患の主要な原因であり、特に病院などの医療施設で問題となっている。ノロウイルスは環境中で安定的であることが報告されているため、アウトブレイク再発防止にはアウトブレイク後の効果的な汚染除去が必要である。

<b>目的</b>
ノロウイルスの代用としてネコカリシウイルス（FCV）で人工的に汚染させた種々の表面からの蒸気化過酸化水素による汚染除去について検討すること。病院内で典型的にみられる表面を対象として試験を行った。

<b>方法</b>
病院環境の典型的な材料（ステンレススチール、ガラス、ビニール製フローリング、セラミック製タイル、およびポリ塩化ビニル［プラスチック］製コーナーリング<sup>※</sup>）を FCV で汚染させた。これらの担体を 30％（w/w）蒸気化過酸化水素に 20 分間曝露させ、その間に曝露後のウイルス力価を 5 分間隔で測定した。

<b>結果</b>
蒸気化過酸化水素により、曝露開始後 20 分以内に試験対象のすべての表面のウイルス力価が 4 log<sub>10</sub> 減少した。ウイルス力価の減少に最も時間を要したのはステンレススチール（20 分）、最も短時間であったのはビニール製フローリングであった（10 分）。ガラス、プラスチック、およびセラミック製タイルの表面では、ウイルス力価は 15 分以内に4 log<sub>10</sub> 減少した。蒸気化過酸化水素により、感染性病原体によるアウトブレイク後の汚染エリアの広範な汚染除去が可能である。

<b>結論</b>
蒸気化過酸化水素は、FCV に対する効果的な消毒法であり、種々の表面に対して有効である。したがって、ノロウイルスの病院アウトブレイク後の適切な汚染除去法の 1 つであると考えられる。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004142">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">素材により期待する消毒レベルに達する時間が異なることは興味深い。実際の運用を考える際には、素材によらず確実に効果が期待できる時間作動させることに加え、噴霧後十分なエアレーションの時間が必要であるため、一定時間病室が使用できなくなることを加味して使用するシーンや対象微生物を検討する必要があると考える。</span>

監訳者注：
<sup>※</sup>ポリ塩化ビニル製コーナーリング（PVC plastic cornering）：病室の備品に使用されるプラスチック部分やコネクターなどの製品を意味すると思われる。
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   <title>英国の住居型介護施設における現行の消毒薬と電解水の洗浄効果の比較</title>
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   <published>2012-02-27T15:00:11Z</published>
   <updated>2012-04-13T05:18:26Z</updated>
   
   <summary>Comparison of cleaning efficacy between ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.micks.jp/jhi/">
      Comparison of cleaning efficacy between in-use disinfectant and electrolysed water in an English residential care home
      <![CDATA[N.S. Meakin<sup>*</sup>, C. Bowman, M.R. Lewis, S.J. Dancer
<sup>*</sup>Aqualution Systems Ltd, UK

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 122-127


<b>背景</b>
病院や介護施設における感染制御は依然として主要な問題である。これらの施設は衛生管理基準について定期的な監視を受けているが、視覚的な評価は必ずしも微生物汚染の程度とは相関しない。病原体の中には無生物環境で長期間生存するものがある。

<b>目的</b>
本前向き研究では、安定化次亜塩素酸を活性成分とし、電解水を含有する新規消毒剤（Aqualution<sup>™</sup>）の効果を、介護施設で手指が接触する表面からの微生物除去に使用されている第 4 級アンモニウム消毒薬と比較した。本研究のデザインは、2 期間のクロスオーバー試験とした。

<b>方法</b>
5 種類の表面を連日、4 週間洗浄し、洗浄前後にスクリーニングのためのスワブ採取を行った。スワブ培養により、各製剤による洗浄前後の表面の微生物汚染レベル（コロニー形成単位［cfu］/cm<sup>2</sup>）を比較した。

<b>結果</b>
表面の平均細菌量は、電解水による洗浄により 2.6（四分位範囲［IQR］0.30 ～ 30.40）cfu/cm<sup>2</sup> から 0.10（IQR 0.10 ～ 1.40）cfu/cm<sup>2</sup> に減少した（平均 log<sub>10</sub> 減少係数 1.042、95％信頼区間［CI］0.79 ～ 1.30）。現行の第 4 級アンモニウム消毒薬による洗浄では、細菌量は 0.90（IQR 0.10 ～ 8.50）cfu/cm<sup>2</sup> から 93.30（IQR 9.85 ～ 363.65）cfu/cm<sup>2</sup> に増加した（平均 log<sub>10</sub> 減少係数 －1.499、95％CI －1.87 ～ －1.12）（<i>P</i> ＜ 0.0001）。病院内の表面の細菌量に関するベンチマーク基準として提案されている 2 種類の基準に従うと、電解水は現行の第 4 級アンモニウム消毒薬よりも「合格率」が高かった（80％ ～ 86％対 15％ ～ 21％、<i>P</i> ＜ 0.0001）。

<b>結論</b>
電解水の殺菌作用は、現行の第 4 級アンモニウム消毒薬と比較してより効果的であったことから、電解水は介護施設などの環境中の表面に対する消毒剤として有用である可能性が示唆される。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004270">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">電解水の現場での有用性については、議論の分かれるところである。この論文では第 4 級アンモニウム消毒薬と電解水による環境洗浄の有効性を比較しているが、いくつかの設定条件（盲検化されていない、スプレーによる噴霧後拭き取る方法、拭き取る布が再利用されること）を考えると、評価は慎重に行う必要があると思われる。</span>
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   <title>手術室の微生物汚染の評価のためのエアサンプリング法：整形外科部門での比較研究の結果★</title>
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   <published>2012-02-27T15:00:10Z</published>
   <updated>2012-04-13T05:19:52Z</updated>
   
   <summary>Air sampling methods to evaluate microbi...</summary>
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      <name></name>
      
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      Air sampling methods to evaluate microbial contamination in operating theatres: results of a comparative study in an orthopaedics department
      <![CDATA[C. Napoli<sup>*</sup>, S. Tafuri, L. Montenegro, M. Cassano, A. Notarnicola, S. Lattarulo, M.T. Montagna, B. Moretti
<sup>*</sup>University of Bari ‘Aldo Moro’, Italy

Journal of Hospital Infection (2012) 80, 128-132


<b>目的</b>
手術室における空気中の微生物汚染レベルを、積極的サンプル採取法（表面エアシステム［SAS］）と受動的サンプル採取法（空気の微生物汚染指標［IMA］、および創部近傍に配置したニトロセルロース膜）により評価すること。

<b>方法</b>
南イタリアの大学病院の整形外科部門の手術室で、2010 年 1 月から 2011 年 1 月にサンプル採取を実施した。

<b>結果</b>
手術中に記録された平均細菌量は、IMA 法 2,232.9 コロニー形成単位（cfu）/m<sup>2</sup>/時、SAS 法 123.2 cfu/m<sup>3</sup>、ニトロセルロース膜法 2,768.2 cfu/m<sup>2</sup>/時であった。3 法の結果の間には相関が認められた。60 件の手術のうち、黄色ブドウ球菌（<i>Staphylococcus aureus</i>）が検出された件数はニトロセルロース膜法 12 件（20％）、SAS 法 5 件（8.3％）、IMA 法 3 件（5％）であった。

<b>結論</b>
創部近傍に配置したニトロセルロース膜を使用する方法は、空気中の微生物汚染の測定に有効である。この方法は IMA 法よりも感度が高く、また積極的監視法のような較正バイアスを受けにくい。

<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195670111004166">サマリー原文（英語）はこちら</a>

<strong>監訳者コメント</strong>：
<span class="comment-color">手術室における 3 種類のエアサンプリング方法を比較した論文である。測定方法が異なるため直接の比較はできないものの、いずれの方法も環境中の微生物レベルとの相関性が確認された。それぞれのサンプリング方法や設置場所について考える際に参考になる論文と思われる。</span>
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