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【CDC緊急報告】医療従事者の新型インフルエンザ感染報告

要訳

48名の医療従事者が新型インフルエンザに感染、その内の26名に関しては、詳細のケースレポートがあり、26名中、13名が院内感染により罹患(50%)、その内、1名が医療従事者から医療従事者へ、12名が患者からの感染であると報告。患者から感染した医療従事者の内、11名に関してはPPEの使用記録があり、サージカルマスクまたはN95レスピレータを常に着用していたのは3名だけだった。 今回の調査により、医療従事者の新型インフルエンザ感染は、市中および院内の両方で起こっており、感染対策のさらなる徹底(PPEの着用)が必要であることがわかった。

ちなみに感染した26名の内、職種が判明しているのが25名で看護師が5名(20%)と最も多く、看護助手4名(16%)、医師4名(16%)と続く。サージカルマスクおよびN95を常に着用していた3名についても、1名の医師は今までフィットテストをしたことがなかった。また、1名の麻酔看護師は、常にグローブおよびサージカルマスクは着用していたが、ガウン、N95、アイプロテクションは時々しか着用していなかった。1名の看護師は、常にサージカルマスクおよびグローブは着用していたが、ガウン、N95、アイプロテクションはしたことがなかった。

論説(Editorial Note)

CDCは新型インフルエンザ対策として、通常の季節性インフルエンザの対策に加えて、フィットテストされたN95の使用およびアイプロテクションの使用を勧告し、エアロゾル発生処置時には陰圧の空気感染隔離室の使用も加えている。今回の分析によって、院内感染に罹患した11名の医療従事者の中には情報が入手できていたにも関わらず、これらの勧告された予防策が完全に履行できていないことがわかった。

今回はケース数が少なく、いくつかの情報も欠落しており、手指衛生等の対策のデータも収集できなかったのでPPEの有効性を決定づけるものではないが、今回の医療従事者の院内感染は、CDCのPPEに関する勧告を履行しなかった結果、発生した。 今回の報告は、医療施設における新型インフルエンザH1N1の伝播を予防するための包括的な感染管理戦略を維持する必要性を強調する。これらの戦略は、行政管理(例えば、訪問者制限、感染疑いのある患者のトリアージ等)、感染管理資源の準備、感染管理実践の訓練と正しいPPEの使用法、体調不良の医療従事者の識別および職場からの除外を含むべきである。

CDC原文はこちら