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【英国HPWRトピックス】2008年8月1日 Volume2 No.31より

Current News

■『サルモネラ・アゴナPT39:英国、アイルランドにて増加している新種のサルモネラ株』

Salmonella Agona PT 39: increase in new salmonella strain in UK and Ireland

2008年2月以降、HPA胃腸管感染研究室(LGP)において、同様の未同定ファージが検出されているサルモネラ・アゴナ分離株の確認が増加している。パターンはサルモネラ・アゴナから現在認識されているファージ型とは異なっており、PT39と指定されている。現在までにLGPは60人へのサルモネラ・アゴナPT39の発症を英国、ウェールズ、北アイルランドで確認している。HPAは英国、ウェールズでの感染源の特定を行っている。

■『英国・ウェールズにおけるゲルトネル菌(腸炎菌)PT12 アウトブレイクの疑い』

Suspected outbreak of Salmonella Enteritidis phage type 12 infections in England and Wales

胃腸管感染研究室(LGP)は英国・ウェールズにおける全地域における、この時期の予想数値を上回るゲルトネル菌(腸炎菌)PT12分離株を確認している。2000-2007年、毎年平均106件の感染がLGPへ報告されている。2008年の第1縲・0週目までに114件の発症例(旅行を伴わない)を確認しており、アウトブレイクのような動きとなっている。

Infection Reports

■『2008年第27-30週、英国・ウェールズにおける呼吸感染の研究報告』

Laboratory reports of respiratory infections made to CfI from HPA and NHS laboratories in England and Wales: weeks 27-30/2008

週単位でのレポート(標本は過去8週間のもの)が報告されています。

■『2002-2007年、英国・ウェールズにおける ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)感染』

HTLV infection in England and Wales: 2002-2007
Health Protection

HPAによる、英国・ウェールズにおけるヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)の6年分のサーベイランス分析によると、UKでは依然として感染はあまり見られない。HTLV Ⅰ型及びⅡ型は授乳、性的接触、輸血などを通して感染するが、特にHTLV Ⅱ型はヨーロッパでは注射により感染が見られる。HTLV Ⅰ型はカリブ海周辺、日本、南米やアフリカの一部では風土病で、HTLV Ⅱ型はネイティブアメリカンの間で発見されている。

原文pdf(英語)はこちら

情報元:HPA ( Health Protection Agency )


訳:藤川 聡 (モレーンコーポレーション)

ヘッドラインニュースでは、英国HPA(Health Protection Agency)が週間で発行する
"Health Protection Report"のトピックスを毎週紹介していきます。

英国保健保護局;
公衆衛生並びに労働安全衛生政策をはじめ感染、放射能、化学性物質に関する防御策情報を担当。
感染症のアウトブレイクや細菌 テロに対するアドバイスや対策方法を国民に提供する政府研究機関。