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【英国HPWRトピックス】2008年8月8日 Volume2 No.32より

Current News

■『MMRワクチン巻き返しプログラム発表』

MMR catch-up programme announced

最高医学責任者は英国における麻疹流行のリスク軽減に向け、緊急のワクチンプログラムを発表した。今回発表となったプログラムは、HPAによる調査に加え、長期間最適化されていなかったワクチンプログラムの結果による英国内190万人の学童と30万人の学童未満の子供に対する不完全な麻疹ワクチン接種状況などのデータに基づいている。これによると、多くの地域において感受性の高い子供の数が、麻疹感染が継続するに足りるレベルとなっている。 麻疹発症例は英国で増加しており、接種率の低い地域の学校から数多く報告されている。 現在の伝染病学では生後18ヶ月〜18歳のMMRワクチン未接種の子供へ提供することを最重要事項として上げられている。

■『英国・ウェールズにおけるゲルトネル菌(腸炎菌)PT12 アウトブレイクの疑い(最新版)』

Salmonella Enteritidis PT12 in England, Wales and N. Ireland: an update

前回報告分の、英国・ウェールズ全域におけるゲルトネル菌PT12のアウトブレイクに対する検証(7月30日時点まで)に、8月7日までの追加集計結果が加えられている。HPAのLGP(Laboratory of Gastrointestinal Pathogens)は7/21〜8/7迄で計78件の発症例の報告を受けている。発症例の平均年齢は30歳で、女性55%、男性45%となっている。

Infection Reports

■『2008年第27-31週 食物感染報告』

General outbreaks of foodborne illness in humans, England and Wales: weeks 27-31/2008

■『2008年6月度 サルモネラ感染報告』

Salmonella infections (faecal specimens), England and Wales: reports to the HPA (Salmonella data set), June 2008

■『2008年第27-31週 英胃腸感染研究報告』

Common gastrointestinal infections, England and Wales: laboratory reports, weeks 27-31/08

■『2008年4-6月度 腸チフス、パラチフス菌研究報告』

Typhoid and paratyphoid, England and Wales: laboratory reports, April to June 2008

■『2007年度 腸疾患に関する報告』

General outbreaks of infectious intestinal disease in England and Wales: 2007


原文pdf(英語)はこちら

情報元:HPA ( Health Protection Agency )


訳:藤川 聡 (モレーンコーポレーション)

ヘッドラインニュースでは、英国HPA(Health Protection Agency)が週間で発行する
"Health Protection Report"のトピックスを毎週紹介していきます。

英国保健保護局;
公衆衛生並びに労働安全衛生政策をはじめ感染、放射能、化学性物質に関する防御策情報を担当。
感染症のアウトブレイクや細菌 テロに対するアドバイスや対策方法を国民に提供する政府研究機関。