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【英国HPWRトピックス】2009年10月16日 Volume3 No.41より

Current News

■『新型インフルエンザ(H1N1) :2009年10月15日現在の英国における状況及びワクチン接種方針の詳細』

Pandemic influenza: vaccination programme details

10/5~11(week41)以降さらにインフルエンザ様疾患による入院患者数や死亡例などが報告されています。以下抜粋。

 ● UKにおけるインフルエンザ疾患の診断は増加しているが、week41ではウェールズ、スコットランド、北アイルランドにおける閾値は冬期のベースラインを下回っている。
 ● 英国内の学校では、インフルエンザ様疾患によるアウトブレイクが報告されている数は最低70校になっており、秋期以降48校中1校の割合でインフルエンザパンデミックが確認されている。スコットランド、ウェールズ、北アイルランドでもアウトブレイクが報告されている。
 ● UKで猛威を奮っているインフルエンザウィルスの多くはH1N1となっている。1562種類中2種類の新型インフルエンザウィルスに変異が見られタミフル耐性となっているが、リレンザ耐性は見られない。
 ● 2009年度UKでのH1N1インフルエンザによる累積死亡者数は105人。10/8~14日の1週間ではインフルエンザの疑いが診断された患者数は667人となっており、前週の520人より増加となって。その中でも5歳以下の子供に最も多くなっている。
 ● ECDCによると10/7までにインフルエンザによる志望者数は全世界で4703人となっている。
 ● WHOによる10/9の報告では、温暖な南半球ではインフルエンザの活動は穏やかであるが、北半球と熱帯地域では増加が見られる。

また、ワクチン接種方針に関する通達が出されています。ワクチン優先接種対象者やスケジュールなどが言及されております。 以下に概要を記します。

優先接種順位

 ● 生後6ヶ月から65歳までで季節性インフルエンザのワクチン接種において高リスクと診断されている者
 ● 妊婦
 ● 免疫不全と接触がある者
 ● 65歳以上で、季節性インフルエンザワクチン接種において高リスクと診断されている者

10月21日よりワクチン接種が開始され、約3縲怩S週間で全ての診療所に届けられる見込みとなっています。

■『ECDCより伝染性疾患に関する年次報告を公開』

ECDC publishes annual epidemiological report on communicable disease in Europe

ECDCより47種類の伝染性疾患に関するレポートが発行されています。レポートは2007年度EU諸国をはじめとする30カ国のデータと、2008年度におけるECDCによる健康への脅威の分析結果から構成されています。今年は予防接種によって回避可能な疾病に焦点をあてており、とくに予防接種の重要性がハイライトされています。WHOは2010年までにヨーロッパにおける麻疹の撲滅を掲げています。


情報元:HPA ( Health Protection Agency )


ヘッドラインニュースでは、英国HPA(Health Protection Agency)が週間で発行する
"Health Protection Report"のトピックスを毎週紹介していきます。

英国保健保護局;
公衆衛生並びに労働安全衛生政策をはじめ感染、放射能、化学性物質に関する防御策情報を担当。
感染症のアウトブレイクや細菌 テロに対するアドバイスや対策方法を国民に提供する政府研究機関。