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【英国HPWRトピックス】2009年10月30日 Volume3 No.43より

Current News

■『スイミングプール関連のクリプトスポリジウム感染』

Cryptosporidiosis associated with swimming pools

近年イングランドとウェールズのスイミングプールにてクリプトスポリジウム感染の報告が増えて来ており、一年の中でも特に後半に多くみられているとのことです。アメリカでの研究によると、無作為に抽出された160ものスイミングプールのうち数パーセントでクリプトスポリジウムやGiardiaが発見されていた。汚染のリスクを軽減するため、プールへ入る前のシャワーなどが望まれています。また

■『IDU(注射薬物使用者)に関するHPA年次報告』

Seventh HPA annual report on infections in injecting drug users

HPAより英国におけるIDUに関する報告が出されています。HIVやC型肝炎、またはボツリヌス菌やA群連鎖球菌などのバクテリア感染による罹患率や死亡率にフォーカスされた、具体的なデータによる報告となっています。また、薬物依存症者回復支援や使用者間の感染リスクを軽減などの重要性も指摘されています。

■『英国における血液及び組織ドナーと受血者に関する感染報告(第5回)』

Fifth annual report on infections in blood and tissue donors and transfusion recipients in the UK

NHSBTとHPAは英国における血液、組織、細胞提供者向けに輸血や移植によるリスクやなどといった情報提供を目的とするスキーム策定を行っており、2008年における梅毒、HIVをはじめとする感染症に関する報告や過去の症例数などを中心とした内容となっています。

■『新型インフルエンザ(H1N1) :2009年10月29日現在の英国における状況及びワクチン接種方針の詳細』

Pandemic influenza: UK situation at 29 October 2009

10/26~11/1(week44)以降さらにインフルエンザ様疾患による入院患者数や死亡例などが報告されています。以下抜粋。

● week43においては、依然としてイングランド、スコットランド、北アイルランドにおける感染報告数は閾値は冬期のベースラインを上回っている。
● UKで猛威を奮っているインフルエンザウィルスの多くはH1N1となっている。2437種類中3種類の新型インフルエンザウィルスに変異が見られタミフル耐性となっているが、リレンザ耐性は見られない。
● 2009年度UKでのH1N1インフルエンザによる累積死亡者数は135人。10/22~10/28ではインフルエンザの疑いが新たに診断された数は1200人となっており、前週の884人より増加となっている。その中でも5歳以下の子供に最も多くなっている。
● ECDCによると10/28までにインフルエンザによる死亡者数は全世界で5938人となっている。
● WHOによる10/23の報告では、温暖な南半球ではインフルエンザの活動は穏やかであるが、北半球の熱帯地域以外では増加が見られる。

情報元:HPA ( Health Protection Agency )


ヘッドラインニュースでは、英国HPA(Health Protection Agency)が週間で発行する
"Health Protection Report"のトピックスを毎週紹介していきます。

英国保健保護局;
公衆衛生並びに労働安全衛生政策をはじめ感染、放射能、化学性物質に関する防御策情報を担当。
感染症のアウトブレイクや細菌 テロに対するアドバイスや対策方法を国民に提供する政府研究機関。