■『英国及びウェールズにおける麻疹に関する報告』
Confirmed measles cases in England and Wales: update to end-September 2009
2009年9月時点での麻疹症例数に関する報告が出されています。全体数では4ヶ月連続で減少しており2007年初頭の症例数とほぼ同様となっています。
■『新型インフルエンザ(H1N1) :2009年11月5日現在の英国における状況及びワクチン接種方針の詳細』
Pandemic influenza: UK situation at 5 November 2009
11/2~8(week45)以降さらにインフルエンザ様疾患による入院患者数や死亡例などが報告されています。以下抜粋。
● UKにおけるインフルエンザ疾患の診断は減少しているが、week45では依然としてイングランド、スコットランド、北アイルランドにおける閾値は冬期のベースラインを上回っている。
● UKで猛威を奮っているインフルエンザウィルスの多くはH1N1となっている。2437種類中3種類の新型インフルエンザウィルスに変異が見られタミフル耐性となっているが、リレンザ耐性は見られない。
● 2009年度UKでのH1N1インフルエンザによる累積死亡者数は151人。10/29~11/4ではインフルエンザの疑いが新たに診断された数は1431人となっており、前週の1200人より増加となっている。その中でも5歳以下の子供に最も多くなっている。
● ECDCによると11/4までにインフルエンザによる死亡者数は全世界で6255人となっている。
● WHOによる10/23の報告では、温暖な南半球ではインフルエンザの活動は穏やかであるが、北半球の熱帯地域以外では増加が見られる。
■『バリにおける狂犬病の状況』
Current rabies situation in Bali
バリ南部の観光地多く見られる狂犬病のはさらに全土への拡大が懸念されており、該当地域への滞在者へ注意を喚起しています。現時点ではバリにおいて狂犬病免疫グロブリンは用意されていない為、シンガポールやバンコク、またはオーストラリアなどの最寄りの施設にて暴露後の処理を受けるよう推奨されています。
情報元:HPA ( Health Protection Agency )
ヘッドラインニュースでは、英国HPA(Health Protection Agency)が週間で発行する
"Health Protection Report"のトピックスを毎週紹介していきます。
英国保健保護局;
公衆衛生並びに労働安全衛生政策をはじめ感染、放射能、化学性物質に関する防御策情報を担当。
感染症のアウトブレイクや細菌 テロに対するアドバイスや対策方法を国民に提供する政府研究機関。