■『英国におけるHIV感染:2009年更新』
Diagnosed HIV infection in the UK: 2009 update
HPAによると、2009年英国では新たに6,630人がHIV感染と診断された。これは2008年の7,388人よりも少なく、またピークであった2005年から年次ベースで減少している。しかし3年間、比較的安定はしていたが、2009年の異性間感染の割合は2007年の24%から32%へと増加している。
■『英国における、最近のサバ類似中毒の発生と事件』
Recent outbreaks and incidents of scombrotoxic fish poisoning in England
6月下旬から7月の下旬の間で4件のサバ類似魚中毒(SFP)の発生及び事件が報告された。6月下旬以前にも他に4つの症例が報告されており、この事から、SFPは魚が不適切に処理、保存、調理された後の暖かい気候に起こりやすいことが確認された。レポートによるとSFPの危険を意識し、食品基準庁からのアドバイスに従って魚を適切に冷蔵保存し、細菌腐食やヒスタミンの生産を防止すべきと店舗や消費者に呼びかけている。
■『保健省による季節風インフルエンザワクチン接種プログラムレポート、2009/2010』
DH seasonal influenza vaccine programme report for 2009/10
2009/2010年度の季節風インフルエンザのワクチン摂取率が2008/2009年度より若干減少した。前期に比べ、65歳以上の成人の国民平均摂取レベルは72.4%と僅かに下がった。レポートによると、この減少は2009年10月のH1N1インフルエンザパンデミック予防接種プログラムの導入が一つの原因だと提案している。
■『WHOのH1N1パンデミックの正式終了宣告』
WHO announces official end of the 2009 (H1N1) pandemic
8月10日、WHO長官によってH1N1(2009)インフルエンザ大流行の終了宣告が出された。とはいえウイルスはまだ流布しており、発散性や局地的な発生もあると思われるため、引き続き警戒する必要があるとWHOは呼びかけているのと同時にインフルエンザワクチン接種プログラムの重要性を強調している。
情報元:HPA ( Health Protection Agency )
ヘッドラインニュースでは、英国HPA(Health Protection Agency)が週間で発行する
"Health Protection Report"のトピックスを毎週紹介していきます。
英国保健保護局;
公衆衛生並びに労働安全衛生政策をはじめ感染、放射能、化学性物質に関する防御策情報を担当。
感染症のアウトブレイクや細菌 テロに対するアドバイスや対策方法を国民に提供する政府研究機関。