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【英国HPWRトピックス】2010年1月22日 Volume. 4 No.3より

Current News

■『子供向け新しい肺炎ワクチン』

New pneumococcal vaccine for children

HPAは英国厚生省による、新型PCV(肺炎球菌結合ワクチン)の導入決定を歓迎している。新型PCVワクチンは現行のものが防ぐとされる7種の菌株のほか、新たに6種類の菌株にも効果がある。新たに導入されるPCVは現行同様、3回に分けて(生後2ヶ月、4ヶ月、13ヶ月)新生児に摂取される。

■『H1N1パンデミック、一部の国では継続、国際的には減少』

Pandemic H1N1 transmission continuing in some countries but declining globally

● 国際的な状況
WHOによる最新の調査では2009年のH1N1パンデミックは北半球に位置する国々においては去年10月下旬から11月下旬にかけてピークを迎え、それ以降は減少傾向にある。新型インフルエンザ感染は北半球で冬が終わる4月の初旬まで続くとされているが、その後も楽観視ができないのは、南半球の国々が冬に入ったときに何が起こるかわからないからだ。また、WHOは北アフリカと南アジアの一部、及び東ヨーロッパの一部の地域でのパンデミックが続いているとし、これらの地域を重要地域とみなしている。

● 初めてのインフルエンザの影響に関する国家調査(米国)
米国CDCは2009年12月12日までのデータを元に、H1N1による健康に対する影響に関するレポートを発表した。このレポートは総件数、入院件数、そして死亡数により、H1N1のよる国家における影響を概算しており、H1N1の脅威がどの程度のスケールのものだったかを分析している。CDCはこの調査に使われた数字があくまでも概算であることを強調し、WHOも実際に明確な数字を出せるのはパンデミックが完全に終了した後の2年後であることを示唆した。

■『ハイチ地震 救援者への情報とアドバイス』

Earthquake in Haiti – advice and information for relief workers

マグニチュード7.0を記録したハイチ大地震で救済援助に当たっている医療従事者は渡航に際しNational Travel Health Network and Center(NaTHNaC)やNaTHNaC Country Information Page for Haitiで事前にヘルスリスクについて確認するとよいでしょう。  一般的に帰国者の感染症への感染リスクは低いとされていますが、地震の強い影響を受けた地域からの帰国者は、ダスト吸引や高温及び湿気などで、想像よりもひどい環境下にさらされた可能性があります。HPAのウェブサイト上にもハイチ地震におけるリスクアセスメント、救済活動に当たる際の渡航情報などが掲載されています。

■『2009年度のA群溶レン菌感染症(iGAS)のサベイランスを終了』

Cessation of enhanced data collection for invasive group A streptococcal disease

iGAS感染症の増加傾向、及び感染症による死亡増加による懸念を受けて2009年2月に開始したサベイランス作業を実施者グループが2009年度分の資料収集の中止を決定した。現在疫学分析が行われており、2009年の感染状況がまもなく明らかになる。


情報元:HPA ( Health Protection Agency )


ヘッドラインニュースでは、英国HPA(Health Protection Agency)が週間で発行する
"Health Protection Report"のトピックスを毎週紹介していきます。

英国保健保護局;
公衆衛生並びに労働安全衛生政策をはじめ感染、放射能、化学性物質に関する防御策情報を担当。
感染症のアウトブレイクや細菌 テロに対するアドバイスや対策方法を国民に提供する政府研究機関。