■『地区の学校でO157の集団感染が発生』
Vero cytotoxin-producing E. coli O157 outbreak at a west London school
ロンドン北西部の保育園・小学校においてO-157が発生したとの報告が確認された。2010年1月27日から2月10日時点で11件のO-157 PT2 VT2が確認され、更に2件可能性ありと判断された。症状の似ている12人に関しては現在検査中である。人から人への感染経路であることがわかっているが、発生原因についてはまだ明らかではなく、現在疫学的調査が進められている。
■『イングランドにおけるサルモネラ菌感染の実態 2009年:統計報告』
S. Enteritidis infections in England in 2009: national case control study report
2009年秋にウェールズとイングランド地方で発生したサルモネラ菌感染についての統計結果の報告が示された。主要な原因として挙げられているのが、卵の供給ライン上における問題で、発生した総件数のうち11件はスペイン産の卵に原因があることが判明した。
■『ヒトパピローマウイルス予防接種の接種率高まる』
High coverage achieved for human papillomavirus vaccine
英国厚生省が、2008年から英国全域で始まったヒトパピローマウイルスのワクチンの接種プログラムが大きな成果を上げたと発表した。厚生省が出した報告によると、初年度の実績として12歳から13歳までの女性の80.9%が3回に渡る予防接種を完了したことがわかっている
■『JCVIがヘルペスのワクチン接種を70歳から79歳の高齢者へ推奨』
JCVI recommends shingles vaccine for 70-79 year-olds
Joint Committee on Vaccination and Immunization (JCVI:)は、医学、疫学そして経済的エビデンスを元にワクチンの安全性及び有効性を審査した結果、70歳から79歳の高齢者にワクチンの接種を推奨することを決定した。ヘルペスは、高齢者の間で深刻に広まりつつあり、約400万人がこのプログラムによって恩恵を得る。
■『Prevenar 13がこどもの免疫プログラムに導入決定』
Introduction of Prevenar 13™ into the Childhood Immunisation Programme
Prevenar 13がこどもの免疫プログラムに導入決定 英国厚生省は現行の肺炎ワクチンであるPrevenerをPrevener13xに切り替える案の進捗を報告した。Prevener13xは現行のPrevenerが防ぐことの出来ない肺炎6つの系統も予防できるという点で、英国内で切り替える案が出されている。
■『新型インフルエンザ最新情報』
Pandemic H1N1 influenza: closure of NPFS
● 英国内では全体として新型インフルエンザ件数は減少傾向にある。 ● 国立パンデミックインフルエンザサービス(National Pandemic Flu Services)が新型インフルエンザの英国内での発生事例の減少を受け、サービスを停止することを発表した。 ● 新型インフルエンザを発症後の肺炎・急性気管支炎の発見件数に減少が見られた。急性気管支炎に関しては、若年層の間ではしかしながら増加が見られる。 ● 2月3日までの統計で、英国全土では411人の新型インフルエンザによる死亡者が確認された。
情報元:HPA ( Health Protection Agency )
ヘッドラインニュースでは、英国HPA(Health Protection Agency)が週間で発行する
"Health Protection Report"のトピックスを毎週紹介していきます。
英国保健保護局;
公衆衛生並びに労働安全衛生政策をはじめ感染、放射能、化学性物質に関する防御策情報を担当。
感染症のアウトブレイクや細菌 テロに対するアドバイスや対策方法を国民に提供する政府研究機関。