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vol.10-06 【結果考察】 院内感染防止に取り組んでいる医療機関選択時の判断材料

最大の判断材料は「空気の清浄化」

歯科(で院内感染不安経験者)は医療用具・器具の洗浄・消毒が上位2位!!
小規模医療機関(で院内感染不安経験者)は「待合室含め院内の空気の清浄化」が1位!

患者さんに院内感染防止について積極的に取り組んでいると思われる病院や医院を選ぶ場合、判断材料として重 要視する項目を3つ選択してもらったところ、「待合室含め院内の空気の清浄化」を重要視するという回答が1位とな りました。2位の「一般的医療用具の洗浄・消毒・減菌が適切」と10ポイント以上の差があり、ひときわ重要視されて いる項目であることがわかりました。

とくに、院内感染不安経験が「よくあった」人の6割、「ときどきあった」人の過半数が「待合室含め院内の空気の清 浄化」を重要視するとしています。前回の「不安度と期待度のまとめ」の結果からも、『院内感染の不安経験がある ほぼ全ての患者さんが、「待合室含め院内の空気」について期待をしているにもかかわらず、9割近くの方が「気に なった」経験がある』という状況であることが判明しています。 患者さんから「空気の清浄化がきちんと行われている医療機関だ」と、理解してもらえることが非常に大事なことで す。患者さんからもわかりやすい・納得してもらいやすい「待合室含め院内の空気の清浄化」対策 をとられることを お勧めします。

また、判断材料の選択肢として、対策に加えて説明方法(「感染率について広く公表」、「感染の専門家配置」、「器具の再生使用方 法の説明」、「HPで取り組み告知」、「パンフで対策説明」)についても重要視するかを確認したところ、「感染率について広く公表」 は11.0%の人が、「感染の専門家配置」については7.7%の人が重要視すると回答しました。順位から見ても、具体 的な対策に混じって、これら2つの説明方法が中堅の順位に位置しています。 患者さんにとっての判断材料は「具体的な対策がまず第一!」であることは間違いありませんが、院内感染につい ての説明、特に「感染率について広く公表」をおこなうことでも判断をするという患者さんがいらっしゃることも注目す べき点です。

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