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vol.04-10 【結果考察】 医療現場の水周り環境・手洗い・グローブへの視線

 医療現場の水周り環境・手洗い・グローブ(PPE)への生活者(患者さん)の視線

医療の現場の水回り環境・手洗い・グローブ(PPE)について、多くの患者さんは関心をもっています。

患者さんが気になったことがあるものランキング TOTAL 男性 女性
1位 入院や外来の診察の際に、医師や看護師が、患者毎に手を洗ったり消毒をしているかどうか 64.3% 57.3% 70.8%
2位 トイレや洗面所にペーパータオルが備えられているかどうか 53.4% 50.0% 56.8%
3位 治療を受けるときに、医師や看護師が使い捨てタイプのゴム手袋を装着しているかどうか 50.7% 45.1% 56.0%
4位 水道の蛇口が自動水栓かどうか 38.0% 35.7% 40.1%

という結果になりました。

入院や診察の際、患者毎に手洗い・消毒は特に高い関心を持って注目されているようです。つねに注がれている患者さんからの視線を意識しつつ患者 毎の手洗いや手指消毒は欠かさず実施することは、患者さんの安心・信頼感につながると思われます。

蛇口の自動水栓は他3つの項目に比べると、関心度は低くみえますが、院内感染不安経験が「よくあった」人は63.4%、「時々あった」人は51.3%と過半 数の人から気になるとの回答があり、不安経験をすることで、自動水栓かどうかを過敏に気にするようになるのかもしれません。

前回の環境整備(ハウスキーピング)の結果は、男性よりも女性からの「気になったことがある」という回答が多かったのですが、今回もやはり女性は男 性よりも「気になる」率が高くなっています。女性が多く訪れる医療施設では、環境整備にくわえ、手洗い・PPE・水周り環境(自動水栓とペーパータオル 設置)についてもあわせて対策をとることが望ましいようです。加えて院内感染の不安を感じた経験があるほど、ほぼ全ての項目に関して気になったこと があるとの回答が多くなるのも、前回と同様です。

また、今回、50代・60代からの関心を集めているのは、水周り環境(自動水栓とペーパータオルの設置)でした。せっかく手を洗っても、複数の人間が触 れる箇所にまた触れたりすることへの抵抗感があるようです。

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