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vol.05-10 【結果考察】 シングルユースの医療用具・手袋・エプロンへの患者さんの視線

シングルユースタイプの医療用具・手袋・エプロンについて、患者さんからの注目度に違いが見られました。

患者さんが気になったことがある(「とても気になったことがある」+「まあ気になったことがある」)との回答が多かったものから順に並べると

気になったものランキング TOTAL 男性 女性
1位 患者一人ひとりに対して、使い捨てタイプの医療用具(注射器や注射針、注射の際の止血用品)を使い捨てにしているかどうか 71.9% 67.6% 76.1%
2位 治療を受けるときに医師や看護師が装着する使い捨てゴム手袋を患者毎に交換しているかどうか 55.3% 50% 60.5%
3位 治療を受けるときに医師や看護師が装着する使い捨てエプロンを患者毎に交換しているかどうか 25.7% 23.9% 27.4%
4位 治療を受けるときに医師や看護師が使い捨てタイプのエプロンを装着しているかどうか 24.9% 23.5% 26.2%

という結果になりました。

シングルユースタイプの医療用具(注射器や注射針、注射の際の止血用品)を使い捨てしているかは、特に注目されているようです。患者さんにとって「注射のとき利用するシングルユース医療用具の使い捨ては当然」という意識が広く浸透していることがわかります。HBVやHCVウイルスの問題が報道でクローズアップされている事により、社会通念として理解されている事を知っておくべきと言えます。

エプロンの装着/交換はいずれも、4人に1人程度が関心ありという、低めの関心度となっていますが、これは単に患者さんの意識にエプロンを医療担当者が必要な機会に接する経験者が少ないためか、あるいは、エプロンが必要な処置を受けるような場面では、患者さんがエプロンについて意識を向けるような余裕はない・・・というところが理由かもしれません。

前々回の医療現場の環境整備、前回の手洗い・PPE・水回り環境でも、男性よりも女性の方が「気になったことがある」という回答が多かったのですが、今回もやはり女性は男性よりも「気になったことがある」率が高くなっています。加えて院内感染の不安を感じた経験があると「気になったことがある」と回答する人が多くなる傾向も同様です。

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