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vol.11-03 【結果考察】

最大の判断材料は「空気の清浄化」

患者さんに院内感染防止について積極的に取り組んでいると思われる病院や医院を選ぶ場合、判断材料 として重要視する項目を3つ選択してもらったところ、「待合室含め院内の空気の清浄化」を重要視するとい う回答が1位となりました。2位の「一般的医療用具の洗浄・消毒・減菌が適切」と10ポイント以上の差があり、 ひときわ重要視されている項目であることがわかりました。

とくに、自分または家族で院内感染不安経験が「よくあった」人の6割、「ときどきあった」人の過半数が「待 合室含め院内の空気の清浄化」を重要視するとしています。特集第1回の「不安度と期待度のまとめ」の結 果からも、『院内感染の不安経験があるほぼ全ての患者さんが、「待合室含め院内の空気の清浄化」につ いて期待をしているにもかかわらず、9割近くの方が「気になった」経験がある』という状況であることが判明 しています。

また、判断材料の選択肢として、対策に加えて説明方法(「感染率について広く公表」、「感染の専門家配 置」、「器具の再生使用方法の説明」、「HPで取り組み告知」、「パンフで対策説明」)についても重要視する かを確認したところ、「感染率について広く公表」は10.9%の人が、「感染の専門家配置」については7.4% の人が重要視すると回答しました。順位から見ても、具体的な対策に混じって、これら2つの説明方法が中 堅の順位に位置しています。

患者さんにとっての判断材料は「具体的な対策がまず第一」であることは間違いありませんが、院内感染 についての説明、特に「感染率について広く公表」を行うことや「感染の専門家を配置」することでも判断を するという患者さんがいらっしゃることも注目すべき点です。

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