1. MICKS HOME  > 
  2. 院内感染リサーチ  > 
  3. 2007年の院内感染リサーチ  > 
  4. vol.07 医療従事者の手洗い作法(マナー)とグローブ
Clip to Evernote

vol.07-05 結果考察

入院や外来の診療の際に、医師や看護師が患者毎に手を洗ったり消毒をしているかどうか気になった人の割合は62.2%、院内感染防止の取り組みとして診療の際に、医師や看護師が、患者毎に手をよく洗ったり消毒をすることを期待する人の割合は90.8%と非常に高い数値となっています。この他にも手洗・消毒に関連した項目で、自動水栓であることを期待する(78.5%)、ペーパータオルの設置を期待する(78.7%)、前々回第5回個人防護服についての報告にある、院内感染防止の取り組みとして治療時に使い捨てゴム手袋を装着することを期待する(80.2%)、使い捨てゴム手袋を患者毎に交換することを期待する(82.3%)とそれぞれがとても高い期待値でした。以上のことから医師や看護師の手指には予想以上に患者さんの厳しい視線が注がれていることがわかります。医療従事者が診察や治療にあたる際には、患者さんや自身の院内感染防止のため、患者毎に適切な手洗と消毒が不可欠ですが、自由回答を見ると医療従事者はもちろん、病院・病室に出入りする全ての人に対し、手洗・消毒の徹底を望む声も大きく、今一度手洗・消毒の作法について見直しが必要と考えられます。患者さんの厳しいチェックと期待に応えられるよう、患者毎の手洗・消毒の習慣化は当然のことですが、加えて使い捨て手袋の装着・交換やペーパータオルの設置なども併用して院内感染防止の対策を広く徹底する配慮が重要です。

院内感染対策に関するご相談はこちら