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vol.08-02 A老健施設の17日間闘争

それは、想定内でありながら突然やってきました。 12月5日入所している利用者が複数人嘔吐していると、管理者から電話が入りました。 (気のせいだと思いたい)詳細を聞いてみると3日の夜間に日の夜間に1名嘔吐し、4日の昼食時に日の昼食時に2名嘔 吐したと言うんです。 えっ?既に3名なん?と思いましたが、最悪な事3日は土曜日、4日は日曜日と魔の週末 なんで、報告が月曜日の今日なんやと直ぐにわかりました。 その後、昼食時に2名嘔吐され、計5名となり、症状のある人が使用するトイレを固定したり 食事をするスペースを別にしたり、トイレや高頻度接触面を薄めた次亜塩素ナトリウムで の消毒を指示しました。しかし、嘔吐や下痢のために、洗濯物が増え熱水洗濯機はフル回転 で、水溶性ランドリーバッグは在庫切れと大騒ぎになりました! 悲しいことに、5日の夜間から翌日までに新た5名発症し、これで計10名になりました。当然 ながら、フロアは悲惨な状況に・・・職員からも発症したので就業制限をかけ、スタッフは減り “泣きっ面に蜂”状態です。 そして、午後にはついに!別のフロアからも発症したので、感染症疑いから発症者までをひと つのフロアに集め、フロア隔離と新規入所制限をスタートしました。(ベッド稼働率はダウン) だって、利用者さんは、病室隔離をしても出てきてしまう?し、レクレーションの音楽が聞こえ ると参加しようとするのですから・・・やっかいなのが、1週間は排泄物からノロウイルスが排出 されるということ。症状がなくなって1週間以内の人・発症中・疑わしい人の3グループに分けト イレや食事場所も固定しました。 結局・・・最後の発症から1週間経過して「終息」と言った時には、17日も過ぎていたんです。 12月20日・・・私は、病院の忘年会も行けなかった(泣)

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