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vol.09-08 【実体験】患者さんの不安体験・安心体験

自身・家族が医療機関で治療を受けた際に院内感染対策について不安を感じたこと

自分自身や家族が院内感染不安を感じた時の医療従事者への確認、あるいは確認をした時の医療従事者の説明について、「説明の要求」「説明の有無」「説明の内容」についての記述が見られました。以下テーマごとに、患者さんの実体験を抜粋しましたので、ご自分の職場環境にあてはまる点はないか、ご確認と対策をお勧めします。

説明の要求
院内感染対策について患者側から質問をする雰囲気などほとんどない。個人の病気やその治療についての関心のほうが高いから。医療側が広報するなどして積極的に取り上げないとなかなか意識も高まらないし、向上もしないのではないでしょうか。(女性60代)
孫の入院中、長いことクリーン室にて付き添いをしたり、大部屋での付き添いも。そのときいろんな対応を見ていて不信をもつこと多々ありました。がそれを医療従事者に問いかけることは、後に尾をひきひいてはマイナスとなるということを身にしみて知りました。(女性60代)
医師や看護師があまりの忙しさに、つい院内感染対策に心を振り向ける余裕がないこと。余裕のなさを見ていると、患者が感じる不安を医師や看護師に訴えるのもはばかられる。(女性60代)
説明の有無
入院中のことですが、何の説明もなく急に消毒して殺菌ガウンとマスクを渡され、今後はこれで部屋に入るようにと言われ、あっと言う間に父は亡くなりました。(女性50代)
主人の母が、倒れて入院した時、院内感染を知らされなかった。よその病院で、感染していると聞かされた。前の病院は、大病院だった。(女性50代)
義兄が熱を出したとき説明がなかった。あとで院内感染ということがわかった。(女性60代)
父の入院のときある日突然感染していますと言われましたが、なぜなのか、いつ、どこで ということに関して何の説明も無く、どう対処していいのか不安でした。(女性60代)
説明の内容
おざなりな説明、長時間待って診察は5分、患者を物のようにしか見ない医者に対して不安を感じたことがあります。(女性30代)
説明が専門的で、分かりやすく説明をされていない点(聞き返しても専門用語で返されてくる)。(男性20代)
父がくも膜下出血で倒れ入院したときに院内感染で激しい肺炎をおこしたことがあり そのときの医師の説明が「こういうところでは良く在るんですよ」との説明にばかにしていると感じた。私たちが何も知らないとでも思っているのかとも思った。時期的にも入院直後でもあり、そんな説明で家族が納得すると思っている医師をまだ子供の域から脱していないのではととても不安になった。当然治療の結果も思わしいものではなく、高齢でもあったのであきらめるしかありませんでした。(男性60代)
小児病棟に入院したときに子供が院内感染した。説明が十分でなかったし、対策(面会時の注意点など)が家族にきちんと伝わらなかったので、不安になった。(女性30代)
家族が入院した際に、部屋単位で下痢や嘔吐の症状が出た事があった時、すぐに回復したが家族への説明は不十分だった。(男性50代)
母が入院したとき院内感染する。しかし隔離することはなく6人部屋で、他の患者に対しても見舞い客にもなんら注意も無い。主治医にMRSAについて聞くとその菌はどこにでもいるとのことで何の対策も無い。(男性60代)

【実体験】患者さんの安心体験

院内感染対策について安心を感じた取り組み

自分自身や家族が院内感染不安を感じた時の医療従事者への確認、あるいは確認をした時の医療従事者の説明について、「説明の有無」「説明の内容」についての記述が見られました。以下テーマごとに、患者さんの実体験を抜粋しましたので、ご自分の職場環 境にあてはまる点はないか、ご確認と対策をお勧めします。

説明の有無
待合室でたまたま嘔吐した患者さんがいたので、診察の際にノロウィルスの危険性を説明され手洗い、うがいの指導があった。(男性60代)
感染の危険性を知らせるプリントで説明があった。(女性20代)
インフルエンザやノロウィルスがはやっている時に、病状が軽症なら別の病気に感染する可能性が高いからなるべく受診しないようにと話しを受けた時。(男性30代)
説明の内容
亡き父が入院していた時父がMRSAに掛かっており、病院にその接し方を詳しく説明していただきましたその教訓を今でも大切にしております。(男性50代)
質問,疑問に対して納得できる説明がなされたこと。(男性60代)
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