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空中浮遊インフルエンザウイルス検出のための簡便かつ信頼性の高い方法としての静電ワイプ

Electrostatic wipes as simple and reliable methods for influenza virus airborne detection

S. Marty-Quinternet*, L. Puget, A. Debernardi, R. Aubry, N. Magy-Bertrand, J.L. Prétet, C. Chirouze, K. Bouiller, Q. Lepiller
*Laboratoire de Virologie, France

Journal of Hospital Infection (2021) 108, 15-18

商品化された静電ワイプでの院内ウイルス検出プロトコルの性能について、サイトメガロウイルス、アデノウイルス、インフルエンザウイルスの懸濁液を静電ワイプに含浸させ、プロトコルの回収効率・再現性・検出限界を測定することにより実験的に評価した。プロトコルは 4 log10 のウイルス遺伝子コピー数の検出に十分な感度であった。インフルエンザ RNA は、室温で少なくとも 4 日間、静電ワイプ上に安定していた。インフルエンザ感染患者の 32 病室の高所に静電ワイプを設置したところ、静電ワイプの 75%(24 病室)でインフルエンザ RNA が検出でき、静電ワイプは空中浮遊インフルエンザウイルス検出のための簡便かつ信頼性の高い方法であることが示唆される。

サマリー原文(英語)はこちら

監訳者コメント
インフルエンザの呼吸器感染症のエアロゾル感染は医療現場で取り扱われることはあまりなかったが、新型コロナウイルス感染症も含め再検討が必要だろう。空中浮遊ウイルスについては簡便で信頼性の高い採取方法がなかったが、静電ワイプがそのひとつとなりうる。

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Reproduced from the Journal of Healthcare Infection, Volume 91, © 2015 The Healthcare Infection Society, with permission from Elsevier.
Although the translation was carried out with the permission of Elsevier, the translation has not been reviewed by Elsevier prior to posting online.